多彩なボディ形状、カスタムジャケットも~パナソニック のGSM端末:TELECOM ASIA 2004
パナソニック モバイルブースでは、Q3/Q4に登場するGSM端末を展示。FOMA P900iで人気を博した、ビス止めの着せ替えパネル採用の「A500」もお目見えした。さまざまなボディ形状を取りそろえた多彩なラインアップに注目だ。
TELECOM ASIA 2004のパナソニック モバイルブースでは、Q3/Q4に登場するGSM端末が披露された。カメラなしモデルのAシリーズが2モデル、カメラ付きのXシリーズが6モデル展示されている。
なかでも注目なのは、ビス止めの着せ替えパネルを採用した「A500」。ヒンジ部の左サイドにはワンプッシュオープンボタンが設けられるなど、日本で好評だった仕様を取り入れている。
カメラ付きのハイエンドモデル「X700」は、パナソニック モバイルコミュニケーションズ初のSymbian OS搭載モデル。Series 60を採用(6月16日の記事参照)、Bluetooth機能やWord、Excel、PowerPointの閲覧機能を備えている。
幅広い層にアピールするさまざまなボディ形状
GSM端末のラインアップは、多彩なボディ形状を取りそろえているのが目を引く。ローエンド向けにはストレート端末、ミドルエンドにはスライド端末やポップアップディスプレイなど凝ったギミックを採用、ハイエンドは正統派の折りたたみ端末──といった具合だ。
海外向け端末で重要なのは、ターゲットの明確化と、それぞれのニーズに合わせた機能やデザインの端末開発だといわれている。パナソニック モバイルコミュニケーションズのQ3、Q4のラインアップは、それを意識したことが見てとれる。メガピクセル端末が出ていないのが残念な気もするが、今年度後半の戦いぶりが楽しみな端末を揃えてきたといえるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.