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ボーダフォン「902SH」を29日発売
ボーダフォンの冬の3G7機種のうち、初の国産端末となる「902SH」が年内発売に間に合った。QVGA液晶、202万画素カメラ、Bluetoothなどを搭載したハイエンド端末。
ボーダフォンは3G端末のハイエンド機種「Vodafone 902SH」を、関東・甲信地区で12月29日から発売する。その他の地域は、年明けを目処に順次発売となる見通し。ボディカラーは当初、ミラーホワイトが発売され、チタングレー、ウォームオレンジは順次発売する。
ボーダフォンの冬の3Gは、702/802/902シリーズに分かれ、これまで「702NK」(ノキア製)、「702MO」「702sMO」(Motolora製)、「802SE」(ソニー・エリクソン製)が発売されている。902は最もハイスペックなシリーズとなる(9月22日の記事参照)。
シャープ製の902SHは、2.4インチのモバイルASV液晶を搭載。カメラには光学2倍ズーム付き202万画素CCDを備え、回転2軸ヒンジ「Swivel Style」を生かしてデジタルカメラ感覚で撮影できる。さらにステレオスピーカーを備え、Bluetooth機能も搭載している。
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W-CDMA方式のほか、GSMの3バンド(900M/1800M/1900MHz)に対応し、海外でも通話およびメールやWebの利用が可能。W-CDMA方式でのサービスが始まっている一部地域では、テレビ電話の利用も行える。
主なスペックは以下の通り。
製品名 | Vodafone 902SH |
---|---|
サイズ(高さ×幅×厚み) | 102×50×26ミリ |
重さ | 約149グラム |
連続通話時間(W-CDMA) | 約150分 |
連続通話時間(GSM) | 約240分 |
連続待受時間(W-CDMA) | 約240時間 |
連続待受時間(GSM) | 約250時間 |
メインディスプレイ | 2.4インチ QVGA26万色モバイルASV液晶 |
サブディスプレイ | 0.62インチ モノクロ液晶 |
カメラ(メイン) | 202万画素CCD |
カメラ(サブ) | 11万画素CMOS |
外部メモリ | SDカード(同梱せず) |
カラー | ミラーホワイト、チタングレー、ウォームオレンジ |
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