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もう1つの901i、「F901iC」見参~902SHもランクイン携帯販売ランキング(12月27日~1月02日)

ドコモのハイエンド「901iシリーズ」や、ボーダフォンの冬商戦向け3Gのハイエンド「902SH」など、今週も注目の端末がランクインしている。

 昨年末に、ドコモから「F901iC」「N900iG」という2機種の大型端末がリリースされた。また12月29日には、ボーダフォンのハイエンド端末「902SH」が関東・甲信地方で発売になった。新年一回目の販売ランキングに、どんな影響があっただろうか。

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 ドコモのランキングは、先週トップに立っていた「N900iS」がV2を達成。2004年の後半に強さを誇り、年間2位にも輝いた「P900i」は4位にまで後退した。2位には「N506i」がランクイン。“N”ブランドがワンツーフィニッシュを決めたことになる。

 初登場で6位に入った「SH901iC」は、これで1カ月以上6位のまま。なかなか上位に上がれないでいる。10位には、F901iC(右写真)が先週14位から上昇してランクインした。901iシリーズとしては、2機種目のランクイン。話題のハイエンド端末だけに、やはりトップ10に顔を出してくるようだ。

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 auのランキングは、休日中にトップに踊り出ていた「A5406CA」(左写真)がV2を達成した。リリース時には“300万画素携帯”として話題になったが、ここにきて頂点を極めた格好だ。2位には、フルブラウザ搭載の「W21CA」がつけている。初登場2位を獲得したが、そのままの勢いで奪首とはいかないでいる。

 3位には昨年末にトップで、先週2位だった「A5506T」が入った。以下、4位~8位は先週と同じまま。10位には、スライドボディの着うたフル対応WIN端末である「W22H」が、先週11位から再浮上してトップ10入りしている。

 ツーカーのランキングは、特に変化がない。「ツーカーS」(右写真)が2004年の11月末以来、継続して1位となっている。ツーカーは新機種のリリースが少ないため、当分トップ端末として君臨し続ける可能性もある。

 2位、3位は相変わらず「TT31」「TT32」が占める。4位~10位も、細かく順位が変動しているが全体としては顔ぶれが変わらないまま。この構図は2005年もしばらく続きそうだ。

 ボーダフォンは、昨年から引き続き「V602SH」「V402SH」「V601T」の“3強”が強い。比較的新機種である「nudio」がこの牙城に挑むが、跳ね返されて4位に留まっている。

 冬商戦向け3Gを見ると、6位に「802SE」が、8位に「702NK」が入っている。また、同シリーズの中でもハイエンドに位置付けられる902SH(左写真)が初登場で7位に入った。新機種としてはまずまずのスタートであり、今後さらなる上位進出が期待される。

 昨年末に新機種ラッシュが起きていたが、正月休みでそれも一段落。来週は、いまあるラインアップでの戦いになる。“新顔”の端末がどれだけランクアップできるか、注目だ。

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