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FOMA通話の“無音”~料金返還へ
2月10日から25日にかけて、FOMAで発着信した通話の一部が無音声状態になっていた。ドコモは料金の返還を行う。
NTTドコモは3月17日、FOMAで発着信した通話の一部が無音状態になることがあったとして、対象ユーザーへ料金の返還を決めた。
2月10日の18時4分から25日の5時37分にかけて、発信側または着信側の一方が無音状態になる、あるいは双方が無音状態になる場合があるという不具合が、全国で発生した。10日に行ったFOMA交換機のソフトウェアバージョンアップ内容に不具合があり、起こったもの。19日にユーザーからの申告で見つかった。
これまでのユーザーからの申告は93件だが、全国すべてのFOMAユーザーに起こり得る。ドコモは発生件数を把握しておらず、該当期間に無音が発生したことを申し出たユーザーについては、利用状況を確認のうえ対象の通話料金を返還する。
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- 問い合わせ先 ドコモ携帯・PHSから 151
- 問い合わせ先 一般電話から 0120-800-000
なお、テレビ電話は画像が静止状態となった。また64Kデータ通信では通信が行えなかった。パケット通信については正常に利用できた。
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ムーバの「ビジネスプラン」ユーザーに影響があった。対象となるのは35人で、誤課金の総額は4515円。
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