ニュース
ボーダフォン「メール定額」「家族間通話定額」を発表
ボーダフォンが家族間の通話料金の定額化に踏み切る。データ通信でも「メール定額」「デュアルパケット定額」を導入。3つの新料金サービスを打ち出した。
ボーダフォンは、「メール定額」「デュアルパケット定額」「家族通話定額」の3つの新料金サービスを導入すると発表した。メール定額とデュアルパケット定額が6月1日から、家族通話定額は11月1日から。
「家族通話定額」は、家族割引サービス加入者を対象に家族間通話を月額定額で利用できるようにするプラン。一般消費者に向けた特定の相手との音声通話定額は、ウィルコムがPHSでサービスを予定しているが(3月15日の記事参照)、携帯電話では初めて。
1回線ごとに月額315円が必要で、“家族通話定額”回線から発信される同一家族割引向け回線への音声通話がかけ放題になる。プリペイド端末をのぞくすべてのボーダフォン携帯電話が対象となる。
advertisement
「メール定額」は、毎月のメール送受信を定額制で行えるもの。月額840円を払えば、ボーダフォン3G携帯による国内でのメール送受信が使い放題になる。対象となるのは、国内のSMS、MMS、VGSメールとなる。
「デュアルパケット定額」は、2004年11月に導入した月額4095円のパケット通信料定額サービス「パケットフリー」(2004年11月10日の記事参照)の料金を利用量に応じて変動させるプラン。月額1050円と4095円、2種類の定額料金を用意し、ユーザーの利用量に応じて“2段階方式”で請求額を変える。ボーダフォン3G携帯電話が対象。
関連記事
- 3G端末の失敗認め、“日本向け”に立ち返るボーダフォン
現在の苦境や、3G端末のUIの不出来などを素直に認め、再出発するボーダフォン。組織も見直し、津田氏とモロー氏が二人三脚で経営に当たる。しかし純減はしばらく続くようだ。 - 苦境のボーダフォン、社長交代の真相
業績低迷をうけ、社長交代に踏み切ったボーダフォン。現社長の津田氏は現状をどうとらえているか、なぜ組織にモロー氏という新社長が必要だったのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.