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CMOS端末としては出色のデキ~「W31S」:ケータイカメラ画質研究ラボ(2/6 ページ)
「W31S」といえば音楽ケータイとして注目だが、カメラ機能も本格的。CMOSセンサー採用機種としては、トップクラスの仕上がりになっている。
写真のサイズはケータイサイズと壁紙サイズ(QVGAサイズ)が縦位置、VGAとSXGA(1280×960ピクセル)とUXGA(1600×1200ピクセル)の5パターン。サイズはメニューから選べるほか、「アプリ」キーを押しても切り替えられる。VGA以上のときは横位置の撮影になるので、端末を横に持ってデジカメスタイルで撮るのがよい。
シャッターボタンは、半押し対応。半押ししながら画面中央でピント合わせを行い、全押しで撮影するという仕組みだ。
右側面。半押しによるフォーカスロックがあるシャッターボタンが大きく用意されており、メモキーはフォトライトの発光モード切替に、マナーキーはディスプレイ切替に使う。中央にはディスプレイ部をスライドしてオープンするためのスイッチがある
横撮り時の上面にはディスプレイモードキーもあり、押すたびに全画面表示、通常表示(各種撮影情報が表示される)、ガイド表示(ショートカットのガイドが表示される)が切り替わる。その横にはフォトライトの設定キーがあり、発光、発光禁止、オートを切り替えられる。
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使い勝手はソニーの「Cyber-shot」と非常に似ており、Cyber-shotユーザーなら戸惑うことなく使えるだろう。
明るさの調節はCyber-shotと同じくEV値で表され、-2~+2EV(1EVがカメラ用語でいう「1段」)の範囲で露出補正ができる。シーンセレクションではCyber-shotのシーンモードとほぼ同じ、ビーチ&スノー、パーティ、風景などが用意されている。
ホワイトバランスも設定できる。ここまでくると、どうせならISO感度セット機能もほしかったところ。
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