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新機種・話題機種の端末の宝庫──Samsung：「ワイヤレスコリア」リポート（4/4 ページ）
ソウルで開催された展示会「EXPO COMM WIRELESS KOREA 2005」では、新機種・話題の機種が勢揃い。Samsung端末を中心に展示内容をレポートする。
海外向け製品の展示も
国内はもとより海外でも大躍進のSamsungだが、欧州やアジアなど海外向け製品の展示もいくつか行っていた。国内向けとは違い、デザインがシンプルながら優れた機能を持つ端末は、人々の関心をひいていた。
3GバイトのHDDを搭載した欧州向け端末「SGH-i300」。Windows Mobile 2003 for Smartphone搭載。動画はMPEG-4、WMV、音楽はMP3、WMA、aacPlus、OGGに対応で、外部メモリはTransFlash。さらにBluetooth、USB、IrDAにも対応している。113×48×20ミリ
欧州、アジア市場向けの「SGH-E750」。MP3、AAC、aacPlus形式の音楽再生、Bluetooth、USB、SyncML DS対応といった点もさることながら、開いて横から見た場合に、一直線に開くのがポイントだ。特にアジア人よりも顔の大きな欧州の人々が電話で話す際、「く」の字型よりも一直線に開いた方が口元まで端末が近づくため、声が聞こえているという安心感があるのだという
欧州向けの3GフォンでUMTS（W-CDMA） 2.1GHz帯対応の「SGH-Z500」。テレビ電話が可能で、MPEG-4などでの動画録画も可能だ
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こちらも欧州向けの3GフォンでUMTS 2.1GHz対応の「SGH-Z130」。1.3Mピクセルのカメラは4倍デジタルズーム付きで、MPEG-4などでの動画録画も可能という、カメラ機能を重視した端末だ。ディスプレイを回して、画像を横長に見られるのが大きなポイント
こちらはオーディオ機能を強化した、欧州向けの3GフォンでUMTS 2.1GHz対応の「SGH-Z300」。MP3、AAC、aacPlus対応で、デュアルステレオスピーカを搭載している
そのほか、さまざまなイベントや展示で人目をひく
端末の多さはもちろん、ステージや端末説明会など、さまざまなイベントで多くの人をひきつけていたSamsungだが、中でもデジタルカメラフォンで撮影した写真をプリントアウトしてくれるサービスには、若者が集まっていた。
盛りだくさんだったSamsungブースをひととおりまわると最後にたどり着くのが、「Samsung gallery」だ。ここにはSamsungがこれまでに開発してきた主な端末が、ガラス越しに展示されており、さながら美術館のような雰囲気となっていた。
写真好きの韓国の若者に人気だった、写真のプリントアウトコーナー（左）。さまざまなスタイルや機能の端末を見ていると、同社の開発力の高さを感じざるを得ない（右）
佐々木朋美
プログラマーを経た後、雑誌、ネットなどでITを中心に執筆するライターに転身。現在、韓国はソウルにて活動中で、韓国に関する記事も多々。IT以外にも経済や女性誌関連記事も執筆するほか翻訳も行っている。
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