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KDDIも無線でソフト更新「ケータイアップデート」
「W31T」「W32SA」から、無線を使ったソフトウェア更新機能「ケータイアップデート」が搭載される。ドコモ端末と似た仕組みだが、自動更新も可能になっている。
KDDIは6月23日、無線ネットワークを経由して携帯電話のソフトウェアを更新できる「ケータイアップデート」を6月下旬から導入すると発表した。
WIN端末「W31T」「W32SA」から順次導入する。「今後発売する端末には、1X、WINを問わず標準搭載とする」(KDDI)予定。
自動更新も可能
これまでKDDI端末では年間2~3件のソフトウェアの不具合が出ていたが、従来はauショップなどに来店して更新を行う必要があった。「ケータイアップデートの導入によって、その場でソフトウェアの改修ができる。また機能の追加に使うことも検討している」(KDDI)
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同様の機能はドコモも「ソフトウェア更新」機能として導入済みだが(2003年9月19日の記事参照)、ケータイアップデートではKDDIが更新ファイルを自動配信し、ソフトウェアを更新行うことも可能にしたことが異なる。KDDIは「重要な更新が確実に行える」としている。
またソフトウェア更新時に障害が発生した場合の復旧機能も実現した。「更新処理中に、中断が起こっても復旧できる」(KDDI)。ドコモの場合、更新中にトラブルがあって通信が途絶えた場合、携帯が使えなくなってしまう可能性があった。
ケータイアップデートは米InnoPath Softwareの技術を使って実現している。また通信料は無料となっている。
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