3D描画ライブラリ採用の本格格闘ゲーム「Fist Groove」
インタラクティブブレインズは、携帯で高速描画を実現するライブラリ「Mobile 3D Plus!」を開発した。併せて、同技術を採用した3D格闘アプリを配信する。
インタラクティブブレインズは、携帯電話用3Dコンテンツの高速描画を実現するライブラリ「Mobile 3D Plus!」を開発した。ハードウェアアクセラレータチップを搭載しない携帯でも、高速なゆがみのないポリゴン描画が可能とうたう。主に3Dゲームアプリでの採用を想定する。
併せて、同技術を採用した3D格闘アプリ「Fist Groove」を3キャリア向けに配信することも発表した。iモードは7月19日から、EZwebは6月30日から、ボーダフォンライブ!は7月1日から、それぞれ配信開始する。
Mobile 3D Plus!は、エイチアイが提供する3Dエンジン「Mascot Capsule Ver.3」上に乗るかたちで動作する汎用ミドルウェア。携帯に特化した調整を行っており、低メモリで実現されている。
3D機能を補うような演算描画を行うほか、プログラマブルシェーダ機能を実現する。「従来の3Dゲームでは、高精細だが動きのスピードがなかったり、スピードはあるが高精細でなかったりといった制約があった。Mobile 3D Plus!ではこれを克服できる」(同社)
同社は、Fist Groove以外のゲームアプリにもMobile 3D Plus!を利用してもらいたい考え。受託開発も行いながら、同技術を採用した3Dアプリを提供していくとしている。
Fist Grooveは、3キャリアとも「ハイエンド♪スタイル」で配信される。ハイエンド♪スタイルへのアクセス方法は、iモードが「メニューリスト」-「ロールプレイイング」、EZwebが「トップメニュー」-「ホビー&カルチャー」-「ゲーム」-「関連カテゴリ」-「総合」、ボーダフォンライブ!が「メニューリスト」-「ケータイゲーム」-「ゲームパック」。
関連記事
- BREW対応3Dレースゲーム「Light Stream 1st SEASON」
- ボーダフォン向けRPG「DEEP LABYRINTH」第2章
- リッジレーサー、携帯版開発の舞台裏
もはや初期プレイステーションのゲームですら遊べるほど進化した携帯電話。さまざまなタイトルがリリースされる中、注目を集めたのがJ-SH53向けに登場したリッジレーサーだ。膨大な量の情報を256Kに収めるために、どんな工夫があったのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.