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5月携帯出荷、PHSが前年比1.5倍に──JEITA
携帯出荷量は、前年比わずかにマイナス。3G出荷実績の伸びが顕著で、2Gは落ち込んでいる。PHSは前年比150%と好調だ。
電子情報技術産業協会(JEITA)は7月12日、移動電話の2005年5月国内出荷実績を発表した。携帯電話、PHSを合わせた国内出荷数量は331万1400台で、前年同月比は98.1%とわずかに前年割れ。これで3カ月連続して、前年の出荷実績を下回った。
2Gと3Gの内訳を見ると、3G比率は62%と相変わらず60%超の数字になっている。2Gの出荷台数は115万4000台で、前年同月比64.1%と落ち込んでいる。反対に3Gは伸びが顕著で、207万台と前年同月比で136.5%に達している。
PHSは9万1000台の出荷で、前年同月比149.9%とほぼ1.5倍。JEITAは先月「音声定額制サービスなどが需要を喚起した」と分析しているが、この傾向が継続しているようだ。
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