目覚ましを活用して「自動電源オン」:長期ロードテスト「N901iS」 No.13
携帯を目覚ましとして活用するユーザーも多いもの。N901iSでは、目覚まし機能を使って自動で電源をオンにすることも可能になっています。
携帯を目覚ましとして活用する。案外、そんなユーザーも多いのではないでしょうか。記者も、自宅でこそ専用の目覚まし時計を使うものの、出張では必ず携帯を目覚ましにしています。
N901iSの目覚まし時計機能はどんなものか。今回はそんなポイントを検証してみましょう。
基本能力は高い“N”端末
N901iSの目覚まし機能は、なかなか充実しています。チェックポイントを列挙していくと、「毎週の“繰り返し”を細かく設定できる」「着信音と別に目覚まし音量を設定できる」「スヌーズ通知に対応している」といったところ。
繰り返し設定は、「毎日繰り返し」以外にも「曜日指定」で設定できます(下写真参照)。つまり、平日だけ目覚ましを鳴らす……といった設定ができるということ。土日は必ずといっていいほど昼過ぎまで寝ている記者にとって、これは重要です。
読者のみなさんからの質問で、「ムーバ時代のN端末は自動電源オン/オフが可能だったが、これは可能か」というのが複数ありました。夜中に自動で電源が切れ、朝になるとまた電源がオンになれば電源の節約になるし、深夜の迷惑メールに叩き起こされる心配もない……というわけです。
N901iSでは、残念ながら自動電源オフ機能は存在しません。ただし、自動電源オンだけなら目覚ましの設定で代替できます。目覚ましで「電源ONする」にしておけば、電源を切っておいても時刻になれば電源オン、かつ音量を鳴らしてくれます
ちなみに記者は、日中はたいていマナーモードで携帯を持ち歩いています。このため「通常はマナーモードだが、目覚ましの場合だけは音を鳴らしてほしい」という要望も生じるのですが……これは各種設定の「オリジナルマナーモード」(上写真参照)を利用すればOK。N901iSで試したところ、マナーモードで電源オフの状態から自動で電源がオンになり、目覚ましの音がちゃんと鳴ったのでした。
ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。
読者のニーズが機種を決定
なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。
関連記事
- 目覚まし時計はもういらない?
iモードユーザーの約70%が,携帯電話を目覚ましとして活用していることが分かった。目覚まし時計で起きている人は半数を切っている。 - 携帯を目覚ましに活用する──端末でこれだけ違う
自分の携帯の目覚し機能にどのくらい満足しているだろうか? 多くの人が利用する目覚まし機能だが,実は機種によって違いが多い。目覚まし機能が貧弱な端末でも,こんな裏技もある。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.