革ジャケット装着でゴキゲン――も、意外な盲点:長期ロードテスト「N901iS」 No.17
本日はちょっと趣向を変えて、N901iSに「革ジャケット」を装着させてみました。ジャケットを着たまま通話、通信が可能な優れものですが、ある弱点も?
本日はちょっと趣向を変えて、N901iSに「革ジャケット」を装着させてみました。実は記者は、以前使っていた「P901i」に金蒔絵シールを貼ってしまったように(5月20日の記事参照)、携帯を“飾り立てる”のが好きです。それも、ケバケバしくではなく渋く見せるのが好み。
そういう意味で、シグマの本皮携帯カバー「Body Jacket」(ボディージャケット)は「一度試してみたい」製品だったのでした。
装着したままアレもコレも可能……FeliCaは?
ボディージャケットは、各端末専用に作られたもの。この“各端末専用”というところがポイントで、要は機種に合わせて背面液晶窓がくり抜ぬかれていたりします。
N901iSの場合は、大きくなった背面液晶、カメラ、それにヒンジ近くのインジケータがきちんと露出するようなデザインになっています。革ジャケットを付けたままで、通話やメールはもちろん、miniSDカードの挿入はカメラ操作、赤外線通信に充電と、ひととおりの操作が行えるようになっているのです。
ジャケット装着によって、全体的にひとまわりゴツくなってしまいますが、ポケットに収まらないというほどではありません。ちなみに背面にはベルトクリップが付いていますから、腰に下げてしまえばポケットうんぬんを気にする必要はありません。
ここで、ふと疑問が。N901iSは背面にFeliCaチップが搭載されていますが、このジャケットで“着ぶくれた”状態でFeliCaリーダー/ライターが情報を読み取ってくれるのでしょうか? なんとなく、厳しそうな気もします。
ものは試し。早速近所のam/pmに行って読み取らせてみました。結果は……
「店員さん、これ付けたまま読み取ってもらえますか?」
「いいですよ。あれ、反応しないですね……」
「おかしいな、(ジャケットを外して)これならどうですか?」
「ああ、それで読み取れました。残高は○○円です」
――というわけで、リーダー/ライターの種類にもよるので一概にいえませんが、何度か試したところ「FeliCaはキツイ」という結論になってしまいました。トホホ。もっとも、iモードFeliCaを使わないユーザーは、気にする必要はありませんが……
本製品は、ITmediaモバイルショップでも取り扱っていますので、ご興味のある方は一度ご覧下さい。
*ITmediaモバイルショップでは、記事で紹介した「ケータイシール金蒔絵」をはじめとする、編集部おすすめのケータイグッズを取り扱っています。ぜひ、あなたのケータイライフの充実にご活用ください。
ITmedia記者が、普段使いの携帯電話の模様をレポートする長期連載記事です。1人のユーザーとして、端末やコンテンツをレポートします。この端末の「○○を調べてほしい」「この点をメーカーに聞いてほしい」といった要望を、ぜひお寄せください。ロードテストの中で、できる限り調査し回答していきます。
読者のニーズが機種を決定
なお、本ロードテストで使用する携帯機種は、読者の皆様のニーズに基づいて決定します。記事へのアクセス数の増減を目安とし、随時機種を変更していく予定です。
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