「FOMAらくらくホンII」、新規は2万円強
世代や男女を問わず、幅広い層に受け入れられることを目指して開発された「FOMAらくらくホンII」が店頭に並んだ。新規価格は2万円強。
NTTドコモが開発するユニバーサル携帯「FOMAらくらくホンII」が店頭に並んだ。ある都内量販店の新規価格は2万2890円(ITmedia調べ)。ACアダプタと卓上ホルダは別売りで、それぞれ945円、630円。
前モデルにあたる「FOMAらくらくホン」(2004年7月の記事参照)の新規価格は1万7800円(ITmedia調べ。ACアダプタと卓上ホルダは別売りで、それぞれ945円、630円)。ムーバ(2G)の「らくらくホンIII」(2003年9月の記事参照)の新規価格は1円となっていた。
FOMAらくらくホンIIは、「しんせつ」「かんたん」「見やすい」「安心」をキーワードに開発された携帯電話。相手の声を遅く変換して聞きやすくする「ゆっくりボイス」やメール内容を読み上げる「音声読み上げ機能」、ボタン一つで電話をかけられる「ワンタッチダイヤルボタン」、操作方法を光って教える「光ナビゲーション」などの機能を用意した。
新たに歩数計機能やワンタッチアラームも搭載。健康や安全に配慮した機能も備えている。
またニュースや交通案内など、ターゲット層がよく使うメニューだけを見やすく表示する「らくらくiメニュー」にも対応(8月9日の記事参照)。「天気・新聞・スポーツ」「証券・株式情報」「交通・乗換案内・渋滞」「着信メロディ」の4ジャンルの情報を閲覧できる。
一般的なFOMA端末に比べて機能が限られているのには注意が必要。iアプリや赤外線、外部メモリ、通話中テレビ電話切り替え、セキュリティスキャン、キャラ電、QRコード、自動時刻補正といった機能には対応しておらず、デコメールは受信のみが可能だ。
カメラは32万画素CMOS、メインディスプレイは2.4インチ6万5536色のTFT液晶(QVGA)。
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