レビュー

「902i」の“レスポンス”をチェックする(6/9 ページ)

昨今のFOMAに対する不満で最も大きい“サクサク感のなさ”。最新の902iではどこまで改善されただろうか。試作機ではあるが、各機種のレスポンスの様子を動画でお届けする。

メール作成の流れを見る──SH902i

 5機種目はSH902iだ。前機種のリアルタイムOSからSymbian OSに変わり、レスポンスはどうなったか。前機種の体感速度は間違いなくFOMA最速だったため、SH902iではどこまで前機種に迫れるかが焦点となる。

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 SH902iのレスポンスは、シーンごとの差が激しいことが分かる。文字入力や変換など、スピードが命の部分は問題ない速度で動作する。取りこぼしもない。また終話ボタンを押した際などの反応も、ほとんど遅れは感じない。一方で、画面の切り替わりやダイアログが出る場面では、“画面を今、描画しています”といった雰囲気だ。

 従来のSH端末のインタフェースも、キャンセルなどの動作に対してダイアログでアラートを出してくることが多く、他機種と思想が違っていたが、今回OSが変わったことでその点がデメリットになっている印象だ。

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 続いて、描画性能を含めた総合的なレスポンス感の指標としてFlashのレスポンスを見てみよう。チェックに使ったのは「iチャネル」だ。

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