ニュース
ドコモ、中間決算を発表~純利益は3853億円
NTTドコモは10月28日、2006年3月期の中間決算を発表した。当期純利益は3853億円で、増益を達成した。
NTTドコモは10月28日、2006年3月期の中間決算を発表した。当期純利益として前年同期比14.9%増の3853億円を計上するなど、増益を達成した。
― | 2006年3月期中間 | 2005年3月期中間 | 増減 |
---|---|---|---|
営業収益 | 2兆3735億円 | 2兆4520億円 | ▲3.2% |
営業利益 | 5584億円 | 5454億円 | 2.4% |
税引前利益 | 6331億円 | 5452億円 | 16.1% |
中間純利益 | 3853億円 | 3352億円 | 14.9% |
営業収益こそ減少したものの、営業利益は前年同期比で129億円増を達成。「解約率は過去最低を記録した第1四半期の水準を引き続き維持しており、ARPU(Average Revenue per User)も当初の想定を上回るなど、足元の状況は順調」(NTTドコモ)という。
通期の営業利益は、当初計画比200億円増の8300億円に上方修正した。併せて、さらなる競争力の強化に向け通期の設備投資を230億円増の8710億円に見直した。
advertisement
関連記事
- 数字で見るドコモの現状──音声ARPUが向上
前四半期に対して、MOUが上昇。FOMAへの移行が急速に進んでいるためと見られる。パケ・ホーダイ契約率なども示された。 - NTTドコモ、料金値下げ&コスト削減で減収増益
ドコモの2006年3月期第1四半期決算は、各種料金割引施策などの影響を受けて営業収益がダウン。しかし端末コスト削減などが効き、営業利益はアップしている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.