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Samsung、WiBro対応の2機種を展示
韓Samsungは18日から釜山で開催される「APEC」会場で、次世代通信技術「WiBro」対応端末のデモ展示を行う。
韓Samsungは18日から釜山で、「Asia-Pacific Economic Cooperation」(APEC)に合わせて開催される「2005 APEC IT Exhibition」会場で次世代通信技術「WiBro」(6月7日の記事参照)対応端末のデモ展示を行う。携帯型の「H1000」とPDA型の「M8000」の2機種を展示する予定。
放送、ホームネットワーク、テレビ電話、VoD(ビデオオンデマンド)など各種アプリを動作させる。「世界初のWiBro端末。WiBroは来年にも市場で利用可能になる予定だ」(同社)
H1000はクラムシェル型で、縦にも横にも開けるヒンジ機構が特徴的な端末。QWERTYキーボードを備え、2.2インチの液晶を搭載する。2Mカメラを採用し、テレビ出力機能も備えた。またM8000は、やはりQWERTYキーボードを備えたスマートフォン。
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同社は韓国の大手通信事業者であるKorea Telecomと、特別車を用意してWiBroデモを披露する予定。Samsung側が釜山の9の主要地点に、12の無線基地局を配置しているという。
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