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「P902i」と「SH902i」が上位に殺到~どうなる「D」と「N」?携帯販売ランキング(12月5日~12月11日)

ドコモのランキングが面白くなってきた。先週まで「D902i」と「N902i」がランキング上位だったが、「P902i」「SH902i」が参戦。結果は?

 先週、「P902i」「SH902i」の2機種が全国一斉リリースされた。パナソニック モバイルとシャープといえば、ドコモのFOMA端末メーカーとしては人気の2社。初登場でトップ10にランクする可能性が高いが、何位に入ったか。auからは、小型の「A1405PT」が一部地域で発売されている。

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 ドコモのランキングが、がぜん面白くなってきた。今週登場のP902i(右写真)とSH902iが、期待通りランキングに登場。P902iは初登場で3位、SH902iは初登場4位と、いずれも高い順位に飛び込んでいる。特にSH902iは、集計の都合上3日間の販売成績しかカウントされていないがこの順位につけた。

 これに押し出されるように、先週3位、4位だった「D902i」と「N902i」が仲良く順位を下げてしまった。NEC端末などはいつも“P”端末と上位争いをしていたが、ここから巻き返せるのか。

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 auのトップは、先週から変わらずフルブラウザ搭載の「W32H」。その下が若干変わっており、EZテレビ対応の「W32SA」が2位に上がってきた。セキュリティ機能を備えた“安心ケータイ”こと「A5516T」は1つ順位を下げて3位になった。

 以下、目に付いた動きはない。先週急上昇の「Hello Messenger」に対応した「W32T」(左写真)は、4位で足踏み。5、6、7位が入れ替わりで、8、9、10位は先週と同じ。なおA1405PTは残念ながら、初登場トップ10入りははたせなかった。

 ツーカーのランキングは、「ツーカーS」が少しずつ順位を下げている。先週は2位だったが、今週また1つ順位を下げて3位となった。1位は変わらず「TT51」(右写真)のまま。

 ツーカーのランキングは顔ぶれ自体はそれほど変わらないが、その中でのパワーバランスが微妙に変化している。かつては上位の常連でありながら、先週7位にまで落ちていた「TT32」が4位に復活してきた。同じく上位だった「TT31」は、先週の6位から9位にまで落ちてしまっている。

 ボーダフォンのランキングは、先週トップの「V603SH」が突然の転落。1位から、6位にまで順位を下げた。代わってトップにたったのは、V603SHと同時期にリリースされた「V603T」。

 ボーダフォンの新機種は、いまひとつ振るわない。最新機種の「V604SH」(左写真)は、トップ10にこそ入るものの先週9位、今週も9位と低空飛行を続けたまま。ランキングを荒らす役割は、今後登場してくる新機種に期待するしかないのだろうか。

 今週は、複数の端末がリリースされた。ドコモからは機能を通話に絞った「らくらくホン シンプル」が登場。auからは注目のワンセグ対応端末「W33SA」がリリースされている。ボーダフォンからも、オフィスのメールを自動受信できるという話題の端末「702NK II」が一部地域で登場。販売成績がどう出るか、注目だ。



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