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「W32T」が急上昇〜ドコモは「D902i」が上位キープ携帯販売ランキング(11月28日〜12月4日)

auランキングで、「W32T」が急上昇して上位に食い込んできた。ドコモは相変わらず、「D902i」と「N902i」が上位で火花を散らしている。

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 先週は、KDDIの「A5515K」が全国でリリースされた。1X WINには対応しないものの、オートフォーカス付き323万画素カメラにモバイルASV液晶を搭載した端末。プッシュ・ツー・トーク(PTT)方式の新サービス「Hello Messenger」にも対応しており、売れ行きが注目されるが販売ランキングでの成績はどうか。

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 NTTドコモは、「N901iS」が引き続きトップ。先週、パナソニック モバイル端末からトップを奪い返しただけに、このまま首位を守りたいところだ。ドコモは1位から8位までが先週と同じままで、動きの少ない展開となった。

 「D902i」(右写真)と「N902i」は、仲良く4位と5位で並んでいる。901iSシリーズを超えられないが、下に落ちもしない。来週、「P902i」と「SH902i」がランキングに絡んでくると予想されるが、これを迎え撃つことができるか。

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 auはフルブラウザ搭載、FeliCa対応の「W32H」が1位で、2位がセキュリティ機能を備えた“安心ケータイ”こと「A5516T」。ここまでは先週と同じだ。その下には、先週4位だった「W32SA」が1つ順位を上げて3位に入った。

 注目の動きを見せたのは、4位に入った「W32T」(左写真)だ。先週の段階で12位につけており、そこから8つ順位を上げた。フルブラウザに対応しており、236万画素カメラも搭載したハイエンド端末。A5515K同様、Hello Messengerに対応しているところもポイントで、ユーザーの支持を得たようだ。

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 ツーカーは、先週「ツーカーS」から1位の座を奪い取った「TT51」(右写真)が、引き続き首位。ツーカーSはトップこそ譲ったものの、2位に踏みとどまっている。その後には、先週5位だった「TK51」が続く。

 全体に細かい動きはあるが、特に新顔もなく既存のラインアップが順位を入れ替えただけ。かつてはツーカーSに次ぐポジションを堅持していた「TT32」がランキングを落とす傾向にあり、今週は7位にまで下げている。

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 ボーダフォンのランキングは、旧機種が上位に居座ったまま退場しようとしない。1位、2位を占めた「V603SH」「V603T」の2機種は、いずれも今年2月に発売された端末。ロングセラーということもできるが、機種の新陳代謝を考えれば10月にリリースされた「803T」(左写真)などにもっと頑張ってほしいところだ。

 3.2Mカメラを搭載した最新機種「V604SH」は、先週7位にまで上がっていたが、今週になって9位に落ちてしまった。こちらも、いまひとつ勢いに欠ける印象を受ける。

 今週は、前述のとおりP902iSH902iが全国一斉に発売された。いずれも売れ筋のメーカー製FOMAだけに、初登場でトップ10に入る可能性は高い。またauからも、東北以外の地域で「A1405PT」がリリースされた。韓国メーカー製の安価かつ小型の端末という、特徴的な機種だが売れ行きはどうなるか。



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