心温まる手書きの味を携帯で──「W41SA」
手になじむコンパクトボディ、カメラで取り込んだ手書き文字をコミュニケーションに使える──。かわいくて優しい携帯電話が「W41SA」だ。
パステル系を中心としたボディカラーに、角を落とした柔らかなボディライン、重さ108グラム──。「W41SA」(1月19日の記事参照)は、女性をメインターゲットに据えたWIN端末だ。「コンパクトサイズの携帯で、思う存分音楽を楽しんでほしい」という開発陣の想いがこの形を生んだ。
大きな特徴として挙げられるのは、紙などに書いた手書きの文字や絵を、携帯のコミュニケーションに活かせる「パシャ文字」機能だ。
手書きの文字や絵をカメラで撮影すると、文字や絵の濃淡が解析され、メッセージ部分のみを画像データとして端末内に取り込める。取り込んだデータは「パシャ文字メモ」としてメール添付による送信ができるほか、撮った写真の上にスタンプのように重ねてメッセージカードを作成できる「パシャ文字カード」機能も搭載。パシャ文字機能に使う手書き文字は、地(紙)の色に対してコントラストがはっきりした色の太い文字を書くと取り込みやすいという。
もう1つの特徴は、セキュリティ機能が充実している点。端末を閉じると自動でロックがかかる「閉じるとロック」や、端末をなくした場合に公衆電話や固定電話などから電話をかけて端末をロックする「遠隔オートロック」機能を搭載した。「au端末としては初めて、遠隔オートロックすると同時に端末内データを消去する機能も搭載した」(説明員)。国内の携帯電話では初となるステレオマイク対応のICレコーダーを装備するなど、ビジネスパーソンに役立つ機能も搭載したことから、ボディカラーの1つはシルバーにしたという。
音楽機能はau Music PlayerとSD-Audioの2つのプレーヤーを搭載しており、別売りの音楽管理ソフトSD-JukeboxでAAC形式に変換した音楽データも再生可能。イコライザーはBASS/CLASSICAL/COUNTRY/DANCE/JAZZ/POP/ROCKの7種類から選べる。
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