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「W-OAM」対応の新データ通信カード3機種
NECインフロンティアとセイコーインスツル(SII)が「W-OAM」に対応したデータ通信カード3機種を発表した。
ウィルコムの高度化PHS通信規格「W-OAM」(1月27日の記事参照)に対応したデータ通信カードが発表された。8xパケット方式に対応した「AX520N」と4xパケット方式に対応した「AX420N」「AX420S」の3機種。AX520NはPCカード型で、AX420NとAX420SはCFカード型となっている。発売時期はAX520NとAX420Nが2月下旬、AX420Sが3月中旬で、いずれも価格は未定。
AX520NはNECインフロンティア製のAIR-EDGE[PRO]対応PCカード型端末。「W-OAM」対応により、8xパケット方式では最大408kbpsでの通信が可能だ。形状は2005年2月に発売された8xパケット方式対応の「AX510N」と同じで、独立して360度回転する高感度フレックススケルトンアンテナを2本搭載している。色は濃いグレーに変更された。
AX420NとAX420SはどちらもCFカードタイプで、AX420NがNECインフロンティア製、AX420Sがセイコーインスツル(SII)製。4xパケット方式での通信が可能で、W-OAM対応エリア内では最大204kbpsでのデータ転送に対応する。
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3機種とも「MEGA PLUS」に対応しており、専用クライアントソフトをインストールすればより速い体感速度が得られる。
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