写真で解説する「705T」
東芝製端末「705T」は、音楽プレーヤー機能が好評だった東芝製端末「803T」の後継モデルだ。基本機能はそのままに、薄型化を果たしている。
端末を閉じた状態でオーディオプレーヤーの操作が一通りできる「Musicコンソール」が特徴の「705T」。人気を博した「803T」の普及版という位置づけで、機能面での進化ポイントはないが、ボディは小さく薄くなり、手のひらに収まりやすくなった。
やはり大きな特徴はそのポップな色使いだ。アーバンブラックという落ち着いた色合いのモデルもラインアップしているが、ラッスルグリーンは蛍光緑のような明るい色で、サマンサタバサとのコラボレーションモデルとなるスプラッシュピンクもかなり派手なピンク色となっている。
厚さが26ミリあり、比較的大柄な印象だった803Tと比べると、705Tは厚さが23ミリに抑えられていて好印象だ。右側面にはカメラ起動を兼ねたシャッターボタンとminiSDスロット、イヤフォン端子を備えており、左側面には上下のスクロールなどが行えるキーがある。
「Musicコンソール」部は、ボタンの配置こそ803Tと同じながら、デザインは少々変わっており、1.3インチのモノクロディスプレイとの一体感が増している。基本的な機能は803Tのものを継承していて、メール操作やWeb閲覧、Vアプリなど一部機能を除くほとんどの操作が音楽を聞きながら利用できる。音楽再生機能は「着うたフル」の再生のほか、付属ソフト「Beat Engine」でminiSDカードに転送したMP3やAAC形式のファイルも再生可能だ。
なお、スプラッシュピンクに限り、サマンサタバサがプロデュースした専用のメニューや壁紙、送受信アニメがプリインストールされており、他の色のモデルとは一味違った雰囲気が楽しめるのもポイントだ。
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