ニュース
目の前の景色と同じ3D空間、携帯に表示 クリックで情報表示も
NECマグナスコミュニケーションズは、キャドセンターなどと協力し、目の前の景色と同じ画像を携帯電話画面上に3D表示し、クリックすると建物などの詳細情報が得られる仕組み「3D空間検索技術」を開発したと発表した。
携帯電話に搭載したGPSと電子コンパスから位置・方位の情報を獲得し、携帯を向けている方向の風景を、画面上にリアルタイムで3D表示する。3D表示と平面表示の切り替えや、鳥瞰図も表示も可能だ。
実空間の店舗や看板などの情報表示に活用でき、「従来の情報検索や広告の概念を大きく変える」としている。ECやゲーム、観光案内といった幅広い用途への展開を想定している。
advertisement
米GeoVectorの技術をベースにした「GViDポインティングプラットフォーム」と、キャドセンターの3D都市データ構築技術、ネットディメンションの3Dコンテンツ表示技術、アジア航測のGIS技術、旭化成マイクロシステムの電子コンパス技術を活用した。「Mapion」を運営するサイバーマップジャパンがコンテンツ面で協力している。
関連記事
- GeoVector、モバイルアプリケーション市場にポインティング・ソリューションを提供
「EZナビウォーク」に3D表示機能を追加
GPSを利用した歩行者向けナビゲーションサービス「EZナビウォーク」に、交差点などを立体表示する「3Dナビ」機能が加わる。4月下旬からサービスを開始する
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.