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第一印象で“auファン”に──MNPに向けたKDDIの強力な武器とはau ショップコンベンション 2006

携帯ユーザーが直に接する、街の携帯ショップ。10月に開始する番号ポータビリティに向け、KDDIが特に重要視するのは「顧客満足度」。その最前線にあるauショップは、顧客満足度を向上させ、“auファン”になってもらう役割を一手に担っている。

 KDDIは9月19日、全国2400の店舗・1万3000人を擁するauショップ、および店頭スタッフから、部門別の優秀店・スタッフを表彰する「au ショップコンベンション 2006」を開催した。


au ショップコンベンション 2006

 au ショップコンベンションは、KDDIが目指す顧客満足度の向上、そしてauショップスタッフの店頭接客スキルの向上と知識・情報共有化などを目的に毎年開催している活動の1つ。今回は全国約2400店舗あるauショップから444の優秀店を招聘。北海道・東北・北陸・東京・南関東・北関東・中部・関西・中国・四国・九州・沖縄の12エリアから、新規獲得/家族割獲得/MY割獲得/auプロスタッフ資格試験など12の部門別に優秀店を表彰した。

 開催にあたって登壇したKDDI取締役執行役員常務 コンシューマ事業統括本部長の両角(もろずみ)寛文氏は「番号ポータビリティがいよいよ10月に始まるが、これは始まりにすぎず、将来も続いていくもの。そのため最も大切なのは、接客で“auファン”を増やしていくこと。KDDIはユーザーに満足してもらえる端末やサービスを今後も投入していくが、最後の決め手はやはり店頭スタッフにかかっている。日頃の“auの顔”としてハートフルな接客で“auファン”を増やしていってほしい」と述べた。

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 KDDIは、番号ポータビリティを利用してauに乗り換える予定のユーザー/既存契約者に限らず、最もユーザーに接する機会の多いauショップにおいて、ユーザーに与える接客印象をとくに重要視していく姿勢だ。

優秀店舗のスタッフらを表彰するKDDI代表取締役執行役員副社長 中野伸彦氏(左)、「MNPがもうすぐ始まるが、これは一時期だけでなく将来ずっと続くもの。ユーザーを接客でも“auファン”にさせたい」と述べるKDDI取締役執行役員常務 コンシューマ事業統括本部長の両角寛文氏(右)

 auに限らず、携帯ユーザーは機種変更や故障対応、料金プランの相談など年に数度は街の携帯ショップへ訪れる機会があると思う。番号ポータビリティ制度を利用してキャリアを変更しようと考えるユーザーは、端末の機能・種類や料金プランのほか、近所の、あるいは自分がよく利用するであろう場所にある各キャリアのショップに行き、そのときに受けた印象もMNP比較ポイントの1つとして考慮してみてはいかがだろうか。

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