最大20人で使える「Business Messenger」を発表――KDDI
KDDIは、音声や文字・静止画の送受信ができる「Hello Messenger」の法人向けサービス「Business Messenger」を発表した。2007年1月から試験提供を開始する。
KDDIは9月20日、最大20人で音声や文字・静止画の送受信ができるコミュニケーションサービス「Business Messenger」を発表した。2007年1月から試験提供を開始し、2007年7月から本サービスに移行する予定。試験期間中の利用料金は無料だが、別途、テキスト・静止画送受信分のパケット料金がかかる。対応機種は「E03CA」(9月20日の記事参照)のみ。
Business Messengerは、同社の「Hello Messenger」(2005年10月の記事参照)の法人向けサービス。管理者用の「カスタマーコントロール機能」を備えており、「カスタマーコントロール画面」にアクセスすることで、所属部署単位/プロジェクト単位など任意のグループをKDDIのサーバ上に登録できる。同サービスを使用する社員は、使用するグループを端末にダウンロードするだけで、アドレス帳の登録が可能だ。サーバには最大1000人までのメンバーが登録可能で、アプリ上には3種類のアドレス帳を設定できる。
ロック機能付きのスクリーンセーバー画面を備え、利用中にBusiness Messengerの通信から外れても再度参加できる「再参加機能」と、他のメンバーを追加で呼び出す「追加呼出機能」を搭載した。音声通話は通話ボタンを押した状態で行い、トランシーバのように使うことができる。また、オプションのボタン付イヤフォンマイク(0201QLA)にも対応する。
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