調査リポート
番号ポータビリティ、“今後もキャリアを変更しない”は68%──MM総研調べ
MM総研が携帯電話の番号ポータビリティ利用意向の第2回調査結果を発表。MNPを利用して携帯キャリアを変更すると答えたユーザーは、第1回調査時点の11.1%から4.9%に減少した。
MM総研は12月5日、携帯電話の番号ポータビリティ(MNP)利用意向の第2回調査結果を発表した。11月13日から11月28日まで、Webアンケートおよび郵送アンケートで調査した結果をまとめたもので、全国の15歳から79歳までの携帯電話利用者を対象に行われた。有効回答数は2313件。
同調査によれば、MNPを利用して携帯キャリアを変更すると答えたユーザーは、第1回調査(6月15日の記事参照)時点の11.1%から4.9%に減少。MNP制度を利用して既にキャリアを変更したユーザー0.5%を合わせても、半減したことが明らかになった。
一方で、今後もキャリアを変更しないと回答したユーザーは、56%から68%に上昇した。MM総研では、キャリア変更に伴う手数料や、メールアドレス変更を余儀なくされるなどのデメリット情報が浸透したことが、大幅減少につながったと見ている。
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なお、キャリア別のMNP利用希望者の比率は、NTTドコモユーザーが11%から5%、auユーザーが8%から2%、ソフトバンクユーザーが16%から9%に減少した。
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MM総研の調査によると、MNPによって、通信キャリアを変更する意向がある人は11.1%。音声通話やメール中心のユーザーには、MNPの影響は少ないと見ている。
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