1Gバイトの内蔵メモリにPCからアクセスできるか──「F903iX HIGH-SPEED」:「F903iX HIGH-SPEED」の“ここ”が知りたい(2)
HSDPA対応の「F903iX HIGH-SPEED」は、1Gバイトの大容量メモリを内蔵しているのも大きな特徴だ。ドラッグ&ドロップでWMAデータを保存できるのか、PCのリムーバブルメディアとして使えるのかという質問が届いた。
- →スイングボディにFMトランスミッター+1GメモリのHSDPA──「F903iX HIGH-SPEED」
- →「F903i」とどこが違うのか──「F903iX HIGH-SPEED」
- →富士通端末のスペシャルモード、「F703i」は“カラーガム”、「F903iX HIGH-SPEED」は“ゲーセン”
- →内蔵メモリ1Gバイトの高速FOMA「F903iX HIGH-SPEED」、2月20日に発売
質問:WMAデータを内蔵メモリにドラッグ&ドロップで保存できるか
手持ちのCDから取り込んだWindows Media Audioデータはドラッグ&ドロップで内部メモリに保存できるが、著作権保護された楽曲はWindows Media Playerなどのソフトを経由して転送しないと、内部メモリには保存できない。
著作権保護なしのデータを内蔵メモリに保存する場合は、まず端末のUSBモードを「MTPモード(本体)」に設定して端末とPCをFOMA USBケーブルで接続する。PC側に端末が認識されたら、「MUSIC」メモリ内にデータをドラッグ&ドロップする。
質問:1Gバイトの内蔵メモリをPCのリムーバブルメディアとして使えるか
「1Gバイトの内蔵メモリをPCのリムーバブルメディアとして使えるか」という質問が寄せられた。
F903iX HIGH-SPEEDは、本体メモリにWindows Media Audioデータを保存できることもあり、USBモードには「通信モード」「microSDモード」「MTPモード(microSD)」に加え、「MTPモード(本体)」という設定が用意されている。端末をこのモード定に変更してFOMA USBケーブルでPCと接続すると、PCから端末の内部メモリにアクセスできる。この状態でPC内のファイルをドラッグ&ドロップすると、ファイルは問題なく保存できた。ただし端末内のデータをダブルクリックしても展開できず、ファイルを開くにはPCにコピーする必要がある。
なお、PCから端末内のminiSDにアクセスする場合は、USBモード設定で「microSDモード」を選べばいい。
質問:ミュージックコントロールキーの操作は音楽専用か
F903iX HIGH-SPEEDの右側面にあるのがミュージックコントロールキー。端末を閉じた状態で長押しすると音楽プレーヤーが起動し、短押しで再生/停止が可能。上下方向への短押しで前後曲へのスキップ、長押しで早送り/巻き戻しができるなど、閉じたまま音楽を楽しめるのが便利だ。
ただこのキーは、名前からも分かるように音楽操作専用で、ほかの機能を割り当てることはできない。
質問:ランダムイメージ設定はあるか
端末を開閉するたびに、異なる待受画像を表示できる「ランダムイメージ設定」。富士通製や三菱電機製端末でおなじみの機能で、もちろんF903iX HIGH-SPEEDにも搭載されている。
設定は、「開閉ごと」のほかに「30分ごと」「60分ごと」から選べる。
質問:ダイヤルキーのバックライトの色は? 暗い場所でもキーを見やすいか
F903iX HIGH-SPEEDのキーバックライトの色はブルー。文字部分が光る仕様のため、暗い場所でも文字の視認性は良い。
関連記事
「F903i」とどこが違うのか──「F903iX HIGH-SPEED」
「F903i」と同じ、スイングスタイルを採用したHSDPA端末の「F903iX HIGH-SPEED」。F903iとの機能の違いや音楽機能、不在着信ランプの有無などをチェックした。スイングボディにFMトランスミッター+1GメモリのHSDPA──「F903iX HIGH-SPEED」
富士通製の「F903iX HIGH-SPEED」は、「F903i」のスイングスタイルボディにFMトランスミッターや1Gバイトの内蔵メモリを搭載したHSDPA端末だ。冬モデルの中で唯一、内蔵メモリにWMAの楽曲を保存できる。スイングボディのHSDPA端末「F903iX HIGH-SPEED」、新規は3万円台後半
「F903i」で採用されたスイングスタイルボディを継承し、FMトランスミッターや1Gバイトの内蔵メモリを搭載した富士通製のHSDPA端末「F903iX HIGH-SPEED」が店頭に並んだ。富士通端末のスペシャルモード、「F703i」は“カラーガム”、「F903iX HIGH-SPEED」は“ゲーセン”
富士通端末でおなじみのスペシャルモードは、「F703i」「F903iX HIGH-SPEED」でも健在。キーワードはそれぞれ“カラーガム”“ゲーセン”だ。ドコモ、フルブラウザも定額料金で利用可能に──パケ・ホーダイフル
NTTドコモは新たなパケット定額サービスとして、iモードに加え、携帯からPC向けサイトのフルブラウザ閲覧が可能になる「パケ・ホーダイフル」と、「M1000」「hTc Z」でiモード以外のパケット通信が利用できる「Biz・ホーダイ」を発表した。GPS、3Gローミング、WMA、ワンセグ、HSDPA──ドコモの冬モデル14機種
ドコモが903iシリーズ6モデルとHSDPA対応機2モデル、ワンセグ対応機3モデル、SIMPURE 2モデル、ビジネス携帯1モデルの14機種を発表。903iシリーズは全機種がGPS・着うたフル、3Gローミングに対応する。903iで変わるもの――FeliCa、GPS、メール機能
メールの仕様が大幅に拡張された903iシリーズ。ハードウェア的にも強化され、新バージョンのFeliCaを搭載してメモリ容量が増した他、GPSが標準搭載、歩行者・自動車ナビが利用できるようになっている。折りたたみスタイルと横画面表示を両立させたスイングスタイル携帯――「F903i」
富士通製の「F903i」は、折りたたみの使いやすさと横長画面の利便性を両立させた「スイングスタイル」を採用したハイエンドFOMA。音楽再生はWMAと着うたフルに対応する。お風呂で使える防水音楽ケータイ──「F703i」
防水FOMAの第2弾となる富士通製の「F703i」が登場。30分水に浸けても壊れない防水仕様で、おサイフケータイやWMA(Napster To Go)にも対応する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.