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「P903i」に不具合、ソフト更新で対応
ドコモはパナソニック モバイル製の「P903i」に不具合があるとアナウンスした。影響を受ける端末の台数は約44万台。ソフトウェア更新で対応する。
NTTドコモは3月5日、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P903i」に、メールの「自動振分け設定」で特定の操作を行うとエラーが発生したり、「穂」という字の右肩部分に「`」が付いたりする(2月7日の記事参照)などの不具合が見つかったと発表した。対象となるのは2007年2月までに製造された端末で、影響を受ける端末の台数は約43万7000台。
具体的な現象としては、以下の3つを挙げている。
- メールを自動的に指定のフォルダに保存する「自動振分け設定」で、送受信BOXに追加したフォルダの削除を行った後に「再振分け」を実行すると、「エラーが発生しました/メールを終了します」とポップアップが表示され、待受画面に戻る場合がある。
- 電話帳登録などで「穂」を入力した場合や、「穂」が含まれているサイトなどを表示した場合、「恵」の右肩部分に「`」が付いた字が表示される。
- 電話着信時などに着信メロディが停止した後、すべてのボタンのバックライトが点灯するが、バイブレータの設定を「メロディ連動」にした場合、着信メロディ停止後に「開始ボタン/ハンズフリーボタン」「クリア/iチャネル対応ボタン」「電源/終了ボタン」より下にあるボタンのバックライトが点灯しない場合がある。
3つ目の現象については、バイブレータ設定の「メロディ連動」に対応していないメロディの場合には発生しない。なお、更新ソフトにはP903iをより快適に利用するためのアップデートも含まれるという。
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すでにソフトウェアアップデートの準備はできており、「ソフトウェア更新」を利用することで修正済みのソフトウェアをダウンロードできる。ソフトウェア更新は、データのダウンロードとソフトウェアの書き換えに約22分程度かかり、この間は携帯を使用できない状態となる。
アクセスは「メニュー」→「設定」→「その他」→「ソフトウェア更新」から。
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