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携帯電池パックの回収・交換、業績への影響は軽微──三菱電機
2006年度業績予想の修正を発表した三菱電機は、携帯電話電池パックの回収・交換が業績にもたらす影響は軽微との見方を示した。
三菱電機は3月26日、2006年度業績予想の修正と配当予想に関する説明を行い、その席上で携帯電池パックの回収・交換が業績にもたらす影響について触れた。
三菱電機の佐藤行弘専務執行役は、すべての電池パックの回収は終わっていないものの、すでに良品を約130万名に渡し終えたと説明。1月27日に端末の販売を再開して以降、比較的順調に販売台数が伸びており、年間の通算販売台数も300万台に到達できそうなことから「今季の通算利益と電池パック問題に対する業績への影響は軽微だろうと思っている」という見方を示した。
三菱電機は2006年度の業績について、売上高を前回予想値に対して1200億円増の3兆8200億円、営業利益を前回予想値に対して500億円増の2300億円と予測。売上高は2000年度の4兆1294億円に次ぐ水準となり、営業利益についても17年ぶりの過去最高益を更新する見込みだ。
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ただ、携帯事業を含む情報通信システムセグメントの業績見通しについては、売上高を前回予想の6900億円から6800億円に、営業利益については前回予想の250億円から230億円に下方修正している。
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