写真で解説する「814T」
圧倒的な存在感、鈍く輝く金属パネル。筐体に国内初となる“チタン”を採用する高級志向の3G端末が「814T」。厚さ12.9ミリのスリムボディと相まって、“持つことの喜び”がより得られる端末に仕上がっている。
国内の携帯として初めて、筐体に金属素材である“チタン”を採用した端末が東芝製の「814T」だ。
最も特徴的なのは、その圧倒的な“素材感”。あえて過度な光沢を抑えた鈍く輝く背面パネル、そしてその素材感を引き立てるスクエアで凹凸のないシンプルなデザインのボディを採用する。
チタンは時計や眼鏡などの装飾品、ゴルフクラブ、自動車のエンジンコンロッドやカスタムマフラー、そのほか建築から航空分野まで、軽量、高い耐蝕性、強靱さなどが望まれる箇所や部材に用いられる高価な素材。無線機である携帯電話は元来、通信のための電波を通しにくい金属素材をボディに多用するのは困難。そのため“プラスチッキー”であり、経年で塗装が剥げるなど所有満足度を大きく下げる要因にもなっていた。
しかしアンテナ性能を含めた技術革新により、ここ最近ステンレスやアルミなどの金属素材を用いて、樹脂素材のそれにはない“高級感”を演出する端末が増えた。その素材感の演出以外に、樹脂素材より強度がある特徴も生かし、薄型化や強靱化、場合によっては軽量化なども望める。なお、所有満足度を下げにくいということはそれだけ長く使ってもらえることになるので、携帯キャリアとしても大きなメリットがあるわけだ。
814Tは腕時計などの装飾品、服装、あるいは筆記具や名刺ケース、ブランド財布やバッグなど、普段身に付けるモノにもこだわる“オトナ”なユーザーが主にターゲットになるだろう。携帯としての基本機能は“フルコーディネートケータイ”こと「fanfun 815T」と共通で、QVGA(240×320ピクセル)表示対応の2.4インチ液晶と有効196万画素のAFカメラ、S!FeliCa、顔認証やICカードロックなどのセキュリティ機能などを搭載。そのスタイルで対象ターゲットが明確に分けられていることが伺える。
機種名 | 814T |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約50×101×12.9ミリ |
重さ | 約97グラム |
連続通話時間 | 約160分 |
連続待受時間 | 約420時間(静止時) |
カメラ | 有効約196万画素CMOS、AF付き |
外部メモリ | microSD(別売、最大2Gバイト) |
メインディスプレイ | 約2.4インチ(240×400ピクセル)クリアスクリーン液晶、26万色表示 |
サブディスプレイ | 約0.8インチ(39×96ピクセル)モノクロ有機EL |
対応サービス | Yahoo!けーたい、Yahoo!mocoa、S!タウン、S!FeliCa、S!キャスト、ライブモニター、ホットステータス、サークルトーク、PCサイトブラウザ、TVコール、電子コミック、S!アプリ、着うたフル、アレンジメール、マイ絵文字、S!アドレスブック、3Gお天気アイコン、フィーリングメール、デルモジ表示、レコメール、画面デコ、顔認証機能、赤外線通信、バイリンガル、くーまんの部屋、3D待受キャラ「くーまん」など |
ボディカラー | チタンシルバー、ブルーグレイ、ローズピンク、ネイビー、ブラウン |
発売 | 2007年7月上旬以降予定 |
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着うた | おサイフケータイ | FeliCa | モバイルSuica | ソフトバンクモバイル
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