レビュー

写真で解説する「A5527SA」

1X端末の三洋電機製「A5527SA」は、海外でもそのまま使える国際ローミング対応のグローバルパスポート対応モデル。カメラからOCRで読み込める辞書機能など、海外で便利な機能を多数搭載して進化を遂げた。

 グローバルパスポート対応の三洋電機製「A5527SA」は、2005年10月に発売された「A5514SA」以来、久々の登場となる1X国際ローミングモデル。辞書や為替計算、国情報など、海外での使用を想定した機能を多数搭載するほか、Hello Messengerにも対応。遠隔オートロックなどのセキュリティ機能も強化した。

海外でもそのまま使えるグローバルパスポート対応端末「A5527SA」。カラーはグリッターホワイト、ブリージーブルー、カリームシルバーの3色。1X端末で最大級となるQVGA表示対応の2.6インチIPS液晶を搭載する。左右約170度の広い視野角性能を持ち、コントラストのムラがなく見やすいのが特徴だ。また、文字も全体的に大きめで広い世代に利用しやすい端末と言える
1.1インチのサブ液晶も搭載。日時のほか、着信やメール受信なども確認できる。背面に有効約134万画素カメラを搭載する。裏面は、着うたフルやFMラジオ(各国対応)が楽しめる大きめのスピーカーを配置。FMラジオは海外でも受信できる仕様になっている
全体に丸味を帯びたアーチ型の形状であるため、握りやすく手に馴染む。ダイヤルキーもアーチ状に膨らんだ形状を採用し、クリック感が高く文字も大きめで操作しやすいのが好印象。本体右側面に音声メモ、撮影補助用ライトキー、microSDスロットを、左側面には角形イヤフォン端子を配置する
海外使用時に必要になるエリア設定の手間を大幅に軽減する機能を搭載。渡航後、その国ごとのキャリアを選択するなどの設定を手動で行う必要があったが、本機は日本か海外、どちらかに設定するだけで済む。海外では自動的に電波を検索し、滞在国を認識する仕組み。このほか、飛行機に搭乗した際にアラーム設定などで端末が自動的に起動するのを防ぐ、航空機モードも用意する
外貨換算やチップ計算機能付きの電卓も便利そう。換算レートやチップ率も設定できるので、現地のレートにあわせた計算が可能だ
カメラで写した文字列をOCR機能で認識し英和、和英辞書で検索できる「カメラde辞書」を装備。レンズをマクロモードにした状態で文字を接写。読み取った文字列から候補が表示される仕組みなので、多少アバウトに操作しても目当ての言葉を検索できる。辞書機能を持った端末は多いが、これならいちいち文字を入力する手間が省けるため、快適に使えるはずだ

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