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FOMAが会社のコードレス内線電話に──ドコモが「OFFICEED-PBX接続サービス」を提供
NTTドコモが、法人向け構内通話サービスの「OFFICEED」に「OFFICEED-PBX接続サービス」を追加。FOMAが社内のコードレス内線電話として利用可能になる。
NTTドコモグループ9社は6月1日から、屋内基地局設備IMCS(インクス)を利用した法人向け構内通話サービス「OFFICEED」(オフィシード)のサービスメニューとして、「OFFICEED-PBX接続サービス」を提供開始する。
OFFICEEDは、IMCSと専用の付加装置を設置することで、FOMA1台あたり月額840円で、登録メンバー間のIMCSエリア内での構内通話を可能にするサービス。新たに提供するOFFICEED-PBX接続サービスでは、OFFICEEDとPBXを接続することで、FOMAと既設の内線電話との相互通話を実現。FOMAをコードレス内線電話のように利用できるようになる。
同サービスの対応機種は「P2401」を除くFOMA端末。利用料金は、初期費用として契約事務手数料が3150円、メンバー回線登録料が1回線1050円、PBX接続装置設置工事費用が1回4万4100円、PBX接続装置設定工事費用が1回6万6150円。そのほか各種月額費用などが必要となる。
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