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米WiMAXフォーラム、日本オフィス設立
WiMAXフォーラムが米国本部、中国、インドに続き、日本オフィスを設立。東京大学名誉教授の齊藤忠夫氏が代表に就任した。
次世代高速通信規格の「WiMAX」について、その普及と認定を目的に活動するNPO法人のWiMAXフォーラムが、日本オフィスを設置すると発表した。各地域でのオフィス設置は米国本部、中国、インドに続いて4カ所目となる。
日本オフィスの代表に就任したのは東京大学名誉教授の齊藤忠夫氏。技術担当の副代表は慶應義塾大学環境情報学部教授の小檜山賢二氏、企画担当の副代表には庄納崇氏が就任した。
WiMAXフォーラムは、IEEE802.16の標準規格に準拠した製品について、相互接続性の認定やその利用を促進するために設立された産業主導型のNPO法人。460社以上の会員企業が参加しており、ボードメンバーにはKDDIと富士通といった日本企業も名を連ねる。ほかにもアッカネットワークス、ソフトバンクモバイル、日立製作所、日本無線、京セラ、NEC、三洋電機、東芝、イー・アクセス、三菱電機など多くの日本企業が参加している。
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