写真で解説する「SH704i」(ソフトウェア編)
70xiシリーズでは初となるワンセグを搭載した「SH704i」。そのワンセグ機能は「SH903iTV」に匹敵する。ワンセグやきせかえツールなど、SH704iのソフトウェア周りを紹介しよう。
アルミパネルとスリムな回転2軸ボディが特徴のコンパクトワンセグ端末「SH704i」は、7月4日に発表された704iシリーズの中でも注目度の高い端末だ。先に紹介した外観編に引き続き、同機のソフトウェア周りをじっくり見てみよう。
SH704iでは、サイクロイドスタイルのワンセグ端末「SH903iTV」のように、ディスプレイを横にする=ワンセグを見るという図式が必ずしも成立しないため、ワンセグを起動するためには本体右側面にある[TV]キーを短押しする必要がある。縦画面で[TV]キーを押すと縦画面用のユーザーインタフェース(UI)で起動する。
ちなみにディスプレイを表にして端末を折りたたんでも、ワンセグは自動起動しない。横画面用のUIが表示されるので、ここで[TV]キーを短押しするとワンセグを、長押しするとカメラを呼び出せる。
ワンセグの連続視聴時間は270分(4時間30分)。録画機能も備えており、2GバイトのmicroSDなら最長10時間40分まで録画できる。またEPG(電子番組表)を利用した録画予約や視聴予約、スケジュール機能を使う録画/視聴予約機能も備える。視聴中に[TV]キーを短押しして画面をキャプチャしたり、長押しして録画したりもできる。1.3倍速での早見機能なども用意しており、主な機能はSH903iTVとほぼ同じだ。
またワンセグに関連した機能として、「お目覚めTV」が用意された。LifeKitの便利機能に用意されているこの機能は、指定した時間に目覚ましの代わりにワンセグを起動する。目覚まし時計と同じ感覚で、日時とチャンネルを設定しておけば利用でき、朝起きてすぐニュース番組を見たい人などに便利だ。1回だけでなく、毎日や毎週という設定もできる。
SH903iTVで用意されていた数々の“ながら機能”もSH704iに継承されている。SH704iでは、ディスプレイを折りたたんだ状態ではダイヤルキーや十字キーが操作できないが、端末を横にしたときの上部にある左右キーと[TV]キー、ディスプレイの右側にある上下キーを使ってメールを読んだり、アドレス帳を開いたりできる。
ワンセグ視聴中にほかの機能を呼び出すには、ディスプレイの右上にある上キーを長押しすればいい。するとMULTI ASSISTANTのメニューが表示され、そこから別の機能にアクセスできる。ワンセグ視聴中にメールの受信ボックスを開くと、画面は2分割され、左側に呼び出した機能が、右側には小さな窓でワンセグが表示される。なおアドレス帳に登録されていない差出人からのメールなどは、ワンセグの映像をオフにしてから表示する。
またオプションで用意する充電台に置いたとき、待受画面に横向きの時計を表示する機能も新たに用意した。長時間充電しながら画面を表示し続けるのはバッテリーに負荷がかかってしまうという問題はあるものの、SH704iを置き時計としても利用できる。
アプリはメガiアプリをサポートしており、直感ゲームは利用できないものの大容量のメガゲームには対応している。音楽機能はSDオーディオと着うたフルの再生が可能だ。
画面をテーマに沿って一括カスタマイズするきせかえツールにも対応しており、5色それぞれにマッチするデータがプリインストールされている。
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