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携帯夏商戦はもう終盤、あとは夏休み需要だが──思うように伸びない機種も携帯販売ランキング(7月16日~7月22日)(1/2 ページ)

携帯各社が10機種以上も新機種を投入して挑む携帯夏商戦も、もう終盤。休暇中に携帯を購入する夏休み需要も多く見込まれるが、その新機種がそろって売れるわけではない傾向も見られ、キャリアによって売れるのは旧機種という状況は変わらない。そんな中で人気の端末は何か、“売れる”条件は何か。早速今回の販売ランキングをチェックしていこう。

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新モデル704iシリーズは1機種もランクインできず──904iシリーズ以上に苦戦の模様


SH903i

 2007年の携帯夏商戦もそろそろ終盤。ドコモの販売ランキングの首位は今回も、2006年冬モデルのシャープ製端末「SH903i」(2006年10月発売)が獲得している。

 ただ、新機種「904i」シリーズの中ではやや変動が見られる。今回、シャープ製の「SH904i」が5位から2位に順位を上げ、富士通製の「F904i」を抜いて904iシリーズではトップになった。904iシリーズは、SH904iとF904iに続き、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P904i」(5位)、NEC製の「N904i」(7位)がランクインする。

 一方の夏モデル第2弾「704i」シリーズは22日までに、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のイルミ着せ替え「SO704i」、富士通製のスリム防水「F704i」、NEC製の極薄グローバル「N704iμ」が登場した。しかしいずれもTOP10入りは果たせず、904iシリーズ以上に苦戦を強いられているようだ。

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 ただし704iシリーズは27日から、パナソニック モバイル製の極薄グローバル「P704iμ」とシャープ製のアルミ&スリムワンセグ「SH704i」の2機種も追加される。中でも、ITmedia Mobileの各ページで受け付ける人気投票コーナーでそのだんとつの前人気を得ていたSH704iは、新規2万円台で購入できるワンセグ新機種として、実販売でも人気を集めそうだ。次回以降のランキングで、機種もそろってきた704iシリーズがどれだけ躍進するか期待したい。

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