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ケータイ向け仮想世界「ちぷやタウン」、9月公開

アバターで街を歩いて買い物をしたり、ユーザーがPCで製作したデコメ素材やアバターアイテムを販売したりできる携帯電話向け2D仮想世界「ちぷやタウン」が9月にオープンする。

 メディアグルーヴは7月31日、携帯電話向けの仮想世界「ちぷやタウン」β版を9月15日に開設すると発表した。渋谷をイメージして作成した2次元の街をユーザーがアバターで歩き、買い物をしたり、ユーザー同士でチャットしたりできる。

プロフィールや日記の編集ができるアバターの部屋
アバターアイテムを売る店舗
ちぷやタウンの街の様子

 ちぷやタウンには、アバターアイテムやデコメ素材を購入できる「店舗」、タウンの地図などが見られる「警察署」、企業がイベントを開ける「イベントスペース」などが並ぶ。

 ユーザーは、アバターを動かして他アバターとチャットしたり、ポイントを使ってアバター用の服やアクセサリー、デコメ素材などのアイテムを購入したりできる。ポイントは広告をクリックしたり、他ユーザーにちぷやタウンを紹介するともらえる。

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 マイページとして自分の「部屋」を持つことができ、購入したアイテムを飾ることができる。部屋からプロフィールや日記を公開したり、メッセージを送受信することも可能だ。

 Flashベースで制作しており、専用アプリ不要で利用できる。同社はPC用のFlash作成ツールも提供。ユーザーがPCでオリジナルのアバターアイテムやデコメ素材を製作し、店舗で販売することもできる。

 8月1日から、ちぷやタウン内に出店する企業を募集する。出店料は1カ月当たり100万円からで、店舗でアバターアイテムを販売したり、イベントスペースでイベントを開いたりできるほか、街に広告を出したり、企業の宣伝カーを走らせてアバターにチラシを配るといったことも可能だ。企業オリジナルの街を丸ごと制作するなどといった要望にも応える。

 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの携帯に対応する。携帯からデモサイトを閲覧できる。

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