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ケータイカメラは、どこまで“EXILIM”の画質に迫るか──「EXILIMケータイ W53CA」:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/5 ページ)
“EXILIM”の名を冠し、2007年夏モデルで最高クラスのカメラ機能を備えるカシオ計算機製のデジカメケータイ「EXILIMケータイ W53CA」。では、その写りはどこまで“EXILIM”なのか。同社製の“本職”デジカメとの作例比較も含め、その画質と使い勝手を深くチェックしていく。
切り株の上でくつろいでいる猫を撮影。広角ならではの遠近感が出ており、雰囲気のある写真が撮れた。
次は猫の顔をマクロで撮影。日陰のやや暗い場所で撮ったものだが、これだけ描写できていればオーケーだ。
ワイドVGA(480×800ピクセル)サイズに設定し、さらに同じ位置から3.2倍までデジタルズームで拡大して撮ってみる。さすがにめいっぱいズームするとディテールの描写が怪しくなったが、ここまで大きくできるのも500万画素ならではだ。
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室内の作例
では室内で撮ってみよう。
蛍光灯下で撮影。驚くほど爽やかに撮れた。
白熱灯下で撮影。ホワイトバランス:オートのままで撮ったらかなり色かぶりしてしまったので、白熱灯モードに設定して再撮影したのが2枚目。こちらはしっかり撮れている。
光源をろうそくだけにして、通常モードと高感度になる「ナイトビジョン」機能で撮り比べてみる。
ナイトビジョンにすると、最大1Mモードと画像サイズそのものは小さくなるが、その分感度が上がり、シャッタースピードを速くできるメリットがある。よく見るとノイズ低減処理のあとが見えるのだが、ぶれにくくなるので夜間や室内の撮影用としてかなり活用できるだろう。
では最後に、操作感が“EXILIM”なのかをチェックしよう。
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