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10月発売は“夏モデル?”携帯販売ランキング(9月10日~9月16日)(2/2 ページ)

「敬老の日需要」で、ドコモのらくらくホンやauの簡単ケータイが躍進するトピックはあるものの、秋冬商戦向けモデルの発表を控え、今回もランキングは停滞ぎみ。ところでどのキャリアも“夏モデル”として発表した端末のうち、1、2機種が未発売だが、これらは“夏モデル”とまとめてよいものなのだろうか。

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「簡単ケータイ」、順当に敬老の日用候補に──「W53S」もそろそろか


W52SH

 auの販売ランキングは、ドコモ以上に動きがなくなった。

 今回のTOP3は前回と同じく、シャープ製の「W52SH」、カシオ計算機製の「W52CA」、三洋電機製の「W52SA」が獲得。W52SHの連続首位記録はついに「10」に達した。

 その中で最も大きな動きを見せたのは京セラ製のユニバーサル端末「簡単ケータイ A5528K」。前回の9位から2つ順位を上げ、7位に入った。ドコモのらくらくホンシリーズと同様に“敬老の日”用として今回は特にニーズがあったためと思われる。

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 auの“夏モデル”も残りあと1つ。ジョグダイヤルと着せ替えパネル対応のソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末「W53S」の登場を控える。今週20日に開幕した「東京ゲームショウ2007」会場でメタルギアソリッドやバイオハザード、デビルメイクライ、アーマード・コアといった人気ゲームタイトルやLISMOくんなどをモチーフにした“Style-UPパネル”を装着したW53Sを多く見かけ「あ、そういえば発売、まだだった」と気が付いた次第。本機はモバイルSuica対応の認定も受けたようで、登場も間近だと思われる。

10機種中9機種で順位変動──我が道を行くソフトバンクの順位予想は難しい


912SH

 ソフトバンクモバイルの販売ランキングは振れ幅は小さいものの、10機種中9機種で順位が変動した。

 まずは、前回まで6回連続で首位を維持していた“フルスライド”「FULLFACE 913SH」が、“AQUOSケータイ 3rd model”「912SH」に抜かれ、2位に落ちた。

 今回、912SHのほかに“PANTONEケータイ”「812SH」(前回6位)、“スリム&ワンプッシュオープン”「705P」(前回7位)、“ワンセグ+スリム&高機能”「912T」(前回9位)、“HSDPA+極薄11.7ミリ”「707SC II」(前回ランク圏外)の5機種が順位を上げた。

 一方順位を下げたのは、FULLFACE 913SH、“スリム&コンパクトスライド”「816SH」(前回4位)、“フルコーディネート”「fanfun. 815T」(前回5位)、“シニアユーザーも安心”「810T」(前回8位)。値下げで再び人気が上昇した“最強デジカメケータイ”「910SH」のみ、3位を維持した。

 ソフトバンクモバイルの“夏モデル”は、Windows Mobile 6搭載のスマートフォン2機種がまだ登場していない。そのうちHTC製の「X02HT」は今週末22日から発売される。次回以降、ランクインを果たせるだろうか。

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