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KDDIが「ビジネス通話定額」の定額料を値下げ──KDDI固定電話への通話も定額に
KDDIは10月25日、同一名義で契約されたauの法人回線で、一定時間までのグループ内通話が定額となる「ビジネス通話定額」を11月利用分より改定すると発表。月額料金を945円に下げ、KDDIの固定電話にも定額で通話できるようにする。
KDDIは10月25日、法人向けのグループ内通話定額料金プラン「ビジネス通話定額」の料金改定と対象回線の拡大を発表した。月額定額料は945円に値下げし、KDDIの固定回線もグループ登録の対象とする。
ビジネス通話定額は、法人ユーザーが同一名義で契約するau携帯電話を、あらかじめグループ登録しておくことで、一定時間(1通話あたり90分)までのグループ内通話が定額になるサービス。これが、11月利用分からはKDDIメタルプラス(事業所用)、KDDI光ダイレクト、KDDI-IPフォンに加入している固定回線にも拡大されるため、au携帯電話からオフィスなどの事業所への通話も定額通話の対象になる(固定電話からau携帯への通話は定額の対象外)。
月額利用料は、従来1回線あたり月額2835円だったが、これを月額945円に改定する。組み合わせられる料金プランはプランM、プランL、プランLL、デイタイムS、デイタイムL。10回線以上を対象とした法人向け割引サービス「グループディスカウント」や「コールワイド」などのサービスとも併用可能だ。
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なお同社では、2008年早期にメタルプラスなどのKDDI固定電話からau携帯電話への通話もお得になるような法人向けサービスを提供する計画。
※初出時に、月額9765円が月額945円に値下げされるかのような印象を与える記述になっていました。また、組み合わせられる料金プランが増えるとの記載がありましたが、これは従来と変わっておらず、誤りでした。お詫びして訂正いたします。
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