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ドコモ、割引サービスのグループ内無料メールに誤課金
NTTドコモは、ファミリー割引とオフィス割引のグループ内無料メールに、誤ってパケット料を課金したことを明らかにした。サーバの設定ミスによるもので、当該ユーザーに料金を返還する。
NTTドコモは、ファミリー割引とオフィス割引のグループ内無料メールに、誤ってパケット料を課金したことを明らかにした。
通常、ファミリー割引/オフィス割引のグループ内メンバー同志については、パケット料金が無料となるが、ドコモがサーバ設定を誤ったことから、9月25日から10月18日の間に受信した一部のメールに課金が発生。ドコモは10月18日にシステム上の再発防止対策を講じたという。
誤課金が発生したメールは以下の通り。
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- FOMA発FOMA着10000バイトより大きいJPEG画像添付メール
- FOMA発ムーバ着JPEG画像添付メール
- FOMA発iモーションメール
- ムーバa発iショットメール
- DOCOPY発メール
ドコモは9月25日から9月30日までの期間中に誤課金が発生したユーザーについては、請求金額から当該パケット通信料を差し引くことで返還。返還対象のメール数は117万8000通(返還対象回線数は72万4000件)で、返還金額は約1580万円となっている。
なおドコモでは、事象が発生した期間内に送信されたメールはiモードセンターに30日間保存されるため、11月17日までにユーザーがサーバにアクセスして受信した際に課金されることがあるとし、この場合にはメールを受信した時期に応じて11月/12月の請求時に減算処理を行った上で請求書を発行する。また、ドコモの携帯電話を解約したユーザーについては、ダイレクトメールで返金方法を案内する。
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