ニュース

新機種好調=ドコモ、旧機種好調=au、シャープ好調=ソフトバンク携帯販売ランキング(12月17日~12月23日)(2/2 ページ)

2007年もいよいよ終盤。キャリアによっていくぶん温度差があるものの、2007年内発売の新機種も出そろい、携帯冬商戦はピークを迎える。冬商戦の“勝ち組”はどこか、どの新機種が売れているのか。早速、今回のランキングを見ていこう。

前のページへ |       

売れ筋はいまだ「前機種」──ただ、売れていない“わけではない”


EXILIMケータイ W53CA

 auの販売ランキングもドコモと同じく、上位に変動なし・下位はやや変動ありという結果になった。ただし、上位を新機種で占めるドコモに対し、auの上位はほとんどが2007年夏発売の前機種。今回の新機種は、まだ前機種の勢いを超えられないでいる。

 今回の首位は、ここ最近、好調な売れ行きを見せるカシオ計算機製の「EXILIMケータイ W53CA」(2007年8月発売/携帯キャリア総合5位)。連続首位記録を「3」に伸ばした。

 続いて2位に、日立製作所製の「Woooケータイ W53H」(2007年12月発売/携帯キャリア総合6位)、3位にシャープ製の「W52SH」、4位に東芝製の「W53T」、5位にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W53S」がランクインした。上位5機種のうちWoooケータイ W53Hのみ、“秋冬新機種の代表”として奮闘する状況だ。

advertisement

 ただし2007年秋冬モデルは、8位に東芝製の“9.9ミリ極薄”「W55T」、10位に京セラ製の“15.4ミリスリムワンセグ”「W53K」(前回ランク圏外)も入るようになった。特にW53Kは11月17日の発売以来、TOP10圏内にも入れない状況が続いたが、今回、晴れて初のランクインとなった。

 対して、12月第1週に初登場で首位、携帯キャリア総合でも5位に入った「INFOBAR 2」は今回、登場4週目でランキングから姿を消した。

“AQUOSケータイ”と“THE PREMIUM”、ソフトバンクは変わらずシャープ製端末が強い


920SH

 ソフトバンクモバイル端末は現在、“AQUOSケータイ第4弾”「920SH」の人気が飛び抜けている傾向だ。今回も順当に首位を獲得し、連続首位記録を「5」に伸ばした。

 続いて2位に、スリム&シンプルな「705Px」、3位に値下げされた“AQUOSケータイ第2弾”「911SH」(2006年11月発売)、4位にカラーラインアップが豊富な“PANTONEケータイ”「812SH」(12月18日に新色も追加された)、5位に新機種の“スリム&プレミアムワンセグ”「THE PREMIUM 821SH」が入った。

 シャープ製の“THE PREMIUM”2機種は2007年秋冬モデルのうち、“AQUOSケータイ”920SHに次いで人気が高い。今回は5位に821SH、8位に「THE PREMIUM 820SH」(前回10位)と2機種そろってランクインした。

 もう1つ、12月20日発売の「GENT 812SH sII」が初登場で9位に食い込んだ。GENT 812SH sIIは、“見やすい”“使いやすい”“持ちやすい”をコンセプトにしたオトナ向けケータイ。ドコモのらくらくホンシリーズと同じく「親向け」とする層のほかに、法人契約者向けの携帯メニューカスタマイズサービス「Bizフェイス」にも対応することで、法人からの問い合わせも多いようだ。


AMP 非対応のコンテンツです。こちらからご覧ください。

2007年上半期、最も売れたケータイは?

※2007年のランキング更新は今回で終了です。2007年12月24日~12月30日の結果は、2008年1月11日に2007年12月31日~2008年1月6日の結果とともに掲載する予定です。

前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.