auの販売ランキングもドコモと同じく、上位に変動なし・下位はやや変動ありという結果になった。ただし、上位を新機種で占めるドコモに対し、auの上位はほとんどが2007年夏発売の前機種。今回の新機種は、まだ前機種の勢いを超えられないでいる。
今回の首位は、ここ最近、好調な売れ行きを見せるカシオ計算機製の「EXILIMケータイ W53CA」(2007年8月発売/携帯キャリア総合5位)。連続首位記録を「3」に伸ばした。
続いて2位に、日立製作所製の「Woooケータイ W53H」(2007年12月発売/携帯キャリア総合6位)、3位にシャープ製の「W52SH」、4位に東芝製の「W53T」、5位にソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「W53S」がランクインした。上位5機種のうちWoooケータイ W53Hのみ、“秋冬新機種の代表”として奮闘する状況だ。
ただし2007年秋冬モデルは、8位に東芝製の“9.9ミリ極薄”「W55T」、10位に京セラ製の“15.4ミリスリムワンセグ”「W53K」(前回ランク圏外)も入るようになった。特にW53Kは11月17日の発売以来、TOP10圏内にも入れない状況が続いたが、今回、晴れて初のランクインとなった。
対して、12月第1週に初登場で首位、携帯キャリア総合でも5位に入った「INFOBAR 2」は今回、登場4週目でランキングから姿を消した。
ソフトバンクモバイル端末は現在、“AQUOSケータイ第4弾”「920SH」の人気が飛び抜けている傾向だ。今回も順当に首位を獲得し、連続首位記録を「5」に伸ばした。
続いて2位に、スリム&シンプルな「705Px」、3位に値下げされた“AQUOSケータイ第2弾”「911SH」(2006年11月発売)、4位にカラーラインアップが豊富な“PANTONEケータイ”「812SH」(12月18日に新色も追加された)、5位に新機種の“スリム&プレミアムワンセグ”「THE PREMIUM 821SH」が入った。
シャープ製の“THE PREMIUM”2機種は2007年秋冬モデルのうち、“AQUOSケータイ”920SHに次いで人気が高い。今回は5位に821SH、8位に「THE PREMIUM 820SH」(前回10位)と2機種そろってランクインした。
もう1つ、12月20日発売の「GENT 812SH sII」が初登場で9位に食い込んだ。GENT 812SH sIIは、“見やすい”“使いやすい”“持ちやすい”をコンセプトにしたオトナ向けケータイ。ドコモのらくらくホンシリーズと同じく「親向け」とする層のほかに、法人契約者向けの携帯メニューカスタマイズサービス「Bizフェイス」にも対応することで、法人からの問い合わせも多いようだ。
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