今回のドコモ販売ランキングは大きな変動がなく、前回と同様に富士通製のワンセグ端末「F904i」が首位を獲得した。
続いてシャープ製の「SH904i」とワンセグ端末「SH704i」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P904i」、富士通製のユニバーサル携帯「らくらくホンIV」がランクインした。
なお、11月1日に発表した冬商戦向けの新機種「905iシリーズ」の近日登場を控え、携帯販売店の店頭は、さらに値下げされる傾向の現行機種を求める層と、905iシリーズ待ちの層がきれいに分かれているようだ(905iシリーズは、26日の新販売方法開始に合わせて、順次登場すると見られる)。KDDIの「au買い方セレクト」と違い、ドコモの場合は905iシリーズ以降に発売する機種に新たな販売方法が適用される。販売店によると、905iシリーズの基本店頭価格は(もちろん、まだ未定ではあるが)6〜7万円前後になる予定とのことだ。
そうなると、26日以降の店頭価格は905iシリーズ(例えば新規6万円)と904iシリーズ(値下げされ、例えば新規約1万円台)の新旧機種でかつてないほど差がある状況になるのだろうか。販売店によっては、その大きすぎる価格差の影響で新機種の買い控えを防ぐため、現行機種の価格を調整する可能性もあるという。905iシリーズを購入する場合はバリューコースとベーシックコースのどちらを選ぶかによって初期費用が異なる(イコール 購入時の心理的負担が異なる)わけだが、新たな販売方法の開始で店頭の販売状況がどのように変化するかにも注目しておきたい。
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