写真で解説する「W61P」(1/2 ページ)
厚さ12.9ミリの薄型ボディに、ミラー調パネルと鮮やかなカラーによる上下異なる質感を持つ“オトナ”なデザイン。パナソニック モバイル製の「W61P」はこの薄型のボディながら、2.9インチの大型ディスプレイにワンセグ、EZ FeliCaなど、現在望まれる機能をバランスよく搭載するWIN端末に仕上がっている。
厚さ12.9ミリの薄型+ワンセグ+大画面ディスプレイ+EZ FeliCa、そしてアクのないスマートなデザイン──。KDDIの新プラットフォーム「KCP+」採用機ではないミドルエンドモデルながら、望まれる機能をほどよくバランスよく搭載するau端末が「W61P」。パナソニック モバイルのWIN端末として初めてワンセグを搭載する。
主な搭載機能・対応サービスは、ワンセグ、EZ FeliCa、有効207万画素パンフォーカスカメラ、LISMOビデオクリップ、EZ「着うたフル」、EZチャンネルプラス、GPS(EZナビウォーク)など。ボディにミラー調のパネルをあしらうとともに、スクエアなシルエットの厚さ12.9ミリ薄型ボディを実現した。
このW61Pは、基本コンセプトやスペックがドコモの2008年春商戦向けモデル「P705i」(厚さ12.8ミリ、ワンセグ、3インチワイドQVGA液晶)に通じる部分が多い。ディスプレイサイズは2.9インチで、カメラはパンフォーカス、高速な3G通信仕様(EV-DO Rev.A)でない点などは異なるものの、ハイエンド端末はそれほど望まない、幅広いユーザー層をターゲットにできる仕様に仕上げたといえる。
本体カラーは全5色(ルッソブルー、グラツィアホワイト、フィーノブラック、ジェンティーレゴールド、スプレーモレッド)。鮮やかでブルーやレッド、つや消しブラック、つや入りホワイトなど多岐に富むカラーを用意し「ビジネスシーンやファッション、インテリアなどにも調和する」(説明員)という。“P”端末でおなじみのワンプッシュオープンボタンとともに、握るとほどよい高級感をもたらしてくれる。
上下のツートーンカラー構成が特徴だが、ボディが黒基調なので過度の派手な印象を受けないと感じる。背面パネルの上部、ハーフミラー調の黒い部分に0.8インチ(96×25ピクセル)の有機ELサブディスプレイを備える
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