速報
LiMo Foundation、LiMo Platform採用機種の第1弾を発表――NEC、パナモバ端末も
LiMo Foundationは2月11日、スペインで開催中のMobile World Congressで、Linuxベースの携帯電話用ソフトウェアプラットフォーム「LiMo Platform」を使用した携帯電話製品の第1弾を発表した。
LiMo Foundationは、オープンな携帯電話用プラットフォームを携帯電話業界全体に提供するため、業界大手メーカーが結成した業界団体。LiMo対応携帯電話の各初代機種は同日、LG電子、Motorola、NEC、パナソニック・モバイルコミュニケーションズ、Samsungを含む携帯電話メーカー大手各社による確認を受けた。
発表されたのは、モトローラ製の「MOTO U9」「MOTO Z6w」「MOTOROKR Z6」など6機種、日本電気製の「N905i」「N905iμ」「N705i」「N705iμ」、パナソニック・モバイルコミュニケーションズの「P905i」「P905iTV」「P705i」「P705iμ」、Samsungの「SGH-i800」。
advertisement
またLiMo Foundationは同日、通信キャリアのOrangeと携帯ミドルウェア開発大手のACCESSが加入したことを発表した。Orangeは、LiMoを創設したMotorola、NEC、NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、Samsung、Vodafoneと並ぶ創設会員の一員として招かれ、ACCESSは新たに中核会員として参加し、LiMo Foundationの理事会にも加入した。
関連記事
- LiMo、携帯電話向けLinuxのAPIをβリリース
Linuxをベースとした携帯電話向けプラットフォームのAPIがβ版として提供開始される。 ドコモ、英Vodafoneら、Linuxプラットフォームを推進するLiMo Foundationを設立
米Motorola、NEC、NTTドコモ、パナソニック モバイルコミュニケーションズ、韓Samsung Electronics、英Vodafone Groupの6社が、Linuxベースの携帯電話用ソフトウェアプラットフォーム構築を推進する団体を設立した。プラットフォームはグローバルベースに変えていく――ドコモの中村社長
NTTドコモの中村維夫社長が決算発表の席上で、同社の事業の現状と年度末に向けた施策について説明。ライバル会社の施策や、プラットフォーム戦略にも言及した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.