ドコモ、iモード付加機能使用料を105円値上げ──月額315円に
ドコモは6月1日から、iモードやiモードメールなどを利用する際に必要な「iモード付加機能使用料」を、月額210円から月額315円に値上げすると発表した。
NTTドコモは2月27日、iモードメールを含むiモードサービスを利用する際に契約が必要な「iモード付加機能使用料」を105円値上げすると発表した。これまで月額210円としていた使用料を、6月1日から月額315円とする。
KDDIでEZwebやEメールを利用する場合、ユーザーは「EZ WINコース」(月額315円)の申し込みが必要だ。同様に、ソフトバンクモバイルでも、S!メールやWeb、PCサイトブラウザ、PCサイトダイレクトなどのサービスを利用する際には「S!ベーシックパック」(月額315円)への加入が必要となっている。3月28日からサービスを開始予定のイー・モバイルも、対応コンテンツのダウンロードやメールサービスを利用するためには「EMnet」(月額315円)に加入する必要があり、競合他社はすべて315円で同様のサービスを提供する。ドコモでは、他社よりも安かったiモード付加機能使用料を、他社と同水準に値上げすることになる。
値上げの理由についてドコモでは、「iメニューなどでの各種サービス・コンテンツのご紹介やご利用料金案内など無料で閲覧いただけるページの充実による利便性向上、迷惑メール対策などの安心・安全のための機能強化、さらに映像や音楽など大容量のデータを扱うサービスの普及に伴う通信データ量の増加に対応した設備増強など、サービス提供コストが増加した」ためだと説明。「iモードサービスを今前以上に快適に利用いただくため」(ドコモ)、料金を改定するに至ったという。
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