調査リポート

フィルタリングサービス、未成年ユーザーの約6割が“必要ない”

トランスメディアGPは3月13日、フィルタリングサービスに関する意識調査の結果を発表。今まで使っていたサイトが使えなくなった場合どうするかという質問には、「何らかの手段を探す」という回答が52%で最多。その必要性については約6割が「必要ない」と答えている。

 トランスメディアGPは3月13日、フィルタリングサービスに関する意識調査の結果を発表した。調査は3月1日から同3日まで、普段携帯サイトを利用している18歳未満の男女を対象に行ったもので、有効サンプル数は1221名。

 同調査によれば、携帯メーカーが提供するフィルタリングサービスを「知っている」人の割合は62%、「知らない」は約21%、「聞いたことはあるが、良く知らない」という回答は17%だった。

 実際に、SNSサイトや掲示板サイトなど、フィルタリングサービスの対象となるサイトを利用しているかという質問には、利用しているという回答が78%。フィルタリングの解除に必要な親の同意を求めるかという質問には、56%が「求める」と回答した。「求めない」人は14%、「まだ分からない」人は30%だった。

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 フィルタリングが始まり、今まで使っていたサイトが使えなくなった場合どうするかという質問には、「なんらかの手段を探す」という回答が最多で52%。以下、「しょうがないので諦める」が29%、「他のサイトを探す」が24%、「携帯メーカーに抗議する」が15%、「親に隠れてサインする」が14%と続いた。

 18歳以下でも利用して問題ないと思えるサイトに関しては、着うた・着メロサイトが最多で87%、ゲーム・コミックサイトが80%、SNS・ブログ・掲示板が78%で上位を占めた。

 なお、今まで掲示板、SNSサイトなどを利用していて、直接の出会いに誘われたことがあるか、もしくは誘ったことがある回答者は、全体では18%、男女別では女性が29%、男性が12%だった。

 フィルタリングが必要かどうかについては、「必要だと思う」が11%、「必要ない」が61%、「どちらとも言えない」が28%。「必要だと思う」割合は、女性で13%、男性で10%と、女性の方が若干多かった。

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