文字入力はしやすいか――――「インターネットマシン 922SH」:「インターネットマシン 922SH」の“ここ”が知りたい(4)
922SHは、閉じた状態で電話としての機能を、開いた状態でマルチメディア機能やWeb、メールなどを楽しめる3G端末。電話のかけやすさや文字入力のしやすさについてチェックした。
- →PCメールの使い勝手は――――「インターネットマシン 922SH」
- →音楽を聴きながら何ができるか――「インターネットマシン 922SH」
- →YouTube、ニコニコ動画は視聴できるか――「インターネットマシン 922SH」
質問:電話はどうやってかけるのか
インターネットマシン 922SHにはダイヤルキーが搭載されていないことから、電話のかけやすさを気にする声も挙がっている。
922SHは端末を閉じた状態でも開いた状態でも電話をかけられる。ただ、開いた状態では、相手の声を聴くのにBluetoothヘッドセットか、922SHに同梱されるマイク付きイヤフォンが必要になるため(通話中に決定キーを押してスピーカーホンに切り替えることは可能)、普通のケータイと同じように電話をかける際には、閉じた状態で使うことになる。
端末を閉じた状態でヒンジ部の発話キーを長押しするか、端末側面の[Menu]キーを押すと、通話をするためのメニューが表示される。このメニューを背面にあるタッチセンサー対応の十字キーと決定キー、クリアキーで操作して通話を行う。
メニューとして表示されるのは、「アドレス帳」「電話番号入力」「簡易留守録再生」「スピードダイヤル」「オーナー情報」「通話履歴」の6つの機能。電話番号入力は上下キーと決定キーのみで入力できる仕様になっており、慣れれば使いやすそうだ。
なお、ヒンジ部の発話キーを単押しすると「発信履歴(頻度順)」が表示され、左右キーを押すと「着信履歴」や「全通話履歴」「発信履歴(日時順)」に切り替わる。ある程度通話のやりとりをしたあとであれば、ここから呼び出して通話するのが簡単だろう。
端末を開いた状態では、(1)十字キーの下キーで電話帳を呼び出す(2)発話キーで発着信履歴を呼び出す(3)数字が書かれたキーを押す などの操作で電話をかけられる。922SHは待受時には、[Fn]キーを押さなくても数字キーで数字を入力できるので、電話をかけるのにはさほど手間がかからない。ただし、この端末はスピーカーが背面にあるため、オープンスタイルで通話する場合は、Bluetoothヘッドセットや同梱のマイク付きイヤフォンを差すか、通話中に決定キーを押してスピーカーホンに切り替えて利用することになる。
質問:PCサイトブラウザやPCメールの文字サイズは
PCサイトブラウザとPCメールの文字サイズは「最小」「小」「やや小」「中」「やや大」「大」「最大」の7通りから選べる。
PCメールやS!メール、PCサイトブラウザの閲覧時には、[fn]キーを押してページの上下スクロールキーを押せば、メニューを呼び出すことなく表示サイズを切り替えられて便利だ。なお、ここで切り替えた表示は次回のメール立ち上げ時にも保持される。
- →PCサイトブラウザ閲覧時に拡大/縮小したところ
- →メール閲覧時に拡大/縮小したところ
質問:文字入力はしやすいか
筆者が使った限りでは、予想以上に文字を入力しやすいと感じた。両手での入力時には、特に指が届きにくいということもなく、英数文字や記号、顔文字の切り替えも比較的スムーズに行える。キーの位置を覚えるまでは、多少イライラすることがあるかもしれないが、慣れてしまえばテンキーより速く入力できそうだ。
記号や数字は、[Fn]キーとの組み合わせで入力できるほか、かなで入力後に[Y!]キーを押してカナ英数変換することも可能。(1)かなとカタカナの切り替え(2)数字/英字の切り替え(3)絵文字/記号 の入力には専用のキーが割り当てられ、[Fn]キー+[かな/カナ]キーで顔文字一覧、[Fn]キー+[数/英]キーでアドレス入力の一覧が表示されるなど、入力のしやすさに配慮した機能が多数搭載されている。
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