指をすべらせて直感操作――ドコモのHTC製スマートフォン「HT1100」、6月12日に発売
スリムでコンパクトなスライド型ボディのHTC製Windowsケータイ「HT1100」が、6月12日から店頭に並ぶ。ケータイライクなテンキーを装備し、タッチパネル対応のメインディスプレイには、直感的な操作が可能なユーザーインタフェース「TouchFLO」を採用した。
NTTドコモは、Windows Mobileを搭載したHTC製のスマートフォン「HT1100」を、6月12日に発売すると発表した。ボディカラーはSmart BlackとPearl Whiteの2色をラインアップする。
HT1100は、ドコモのビジネスケータイ「1100」シリーズとしてリリースされる新モデル。OSにはWindows Mobile 6を採用し、「Outlook Mobile」や「Internet Explorer Mobile」など、PCと親和性の高いアプリを利用できる。また、FOMAハイスピード(HSDPA)への対応により、下り最大3.6Mbpsの高速通信環境下でPC向けサイトなどを閲覧可能だ。
ボディはスライド型で、ディスプレイはタッチパネル操作に対応。ディスプレイ上に指をすべらせると3Dキューブ状のメニューが回転する、新たなユーザーインタフェース「TouchFLO」を採用したのが大きな特徴だ。指によるスクロールはブラウザやメール画面、フォトアルバムでも利用できる。
エンタテインメント機能も充実しており、「YouTube Mobile」などのコンテンツをストリーミング再生できる「ストリーミングメディア」、HTCオリジナルの音楽プレーヤーソフト「オーディオプレーヤー」を搭載。ほかにもW-CDMA/GSM/GPRS対応の国際ローミングに対応し、海外でも利用できるFMラジオも搭載した。
サイズは107×55×18.2ミリ、重さ約128グラム。入力デバイスは、日本のユーザーがなじんだ操作で利用できるよう配慮してテンキーを採用。Bluetooth機能も備え、Bluetooth対応機器を利用してハンズフリー通話やデータ交換を行える。なお、iモードサービスやおサイフケータイ、2in1には非対応となる。
名称 | HT1100 |
---|---|
サイズ | 107×55×18.2ミリ |
重さ | 約128グラム |
連続待受時間 | 3G:約285時間、GSM:約220時間 |
連続通話時間 | 3G:約170分、GSM:約210分 |
外部メモリ | microSD |
アウトカメラ | 200万画素CMOS |
インカメラ | 10万画素CMOS |
メインディスプレイ | 240×320ピクセル、2.6インチTFT(6万5536色表示) |
ボディカラー | Smart Black、Pearl White |
主なアプリ | Internet Explorer Mobile、Outlook Mobile、Office Mobile、Windows Media Player 10 Mobile、オーディオプレーヤー、FMラジオ、ストリーミングメディア、HTC Home |
関連記事
1100シリーズは携帯電話と同じ感覚で使えるWindows Mobile端末──ドコモ永田氏
ドコモが発表した1100シリーズのWindows Mobile端末は、「携帯の形をしたWindows Mobile端末」だとドコモの永田清人氏。新端末で、ハイエンドコンシューマーユーザーもターゲットにして市場拡大を狙う。「HT1100」はコンシューマ層を意識したカジュアルなスマートフォン
ドコモのスマートフォン「HT1100」のブロガーイベントが開催された。スリムなスライドボディが目を引くが、HTCの独自UIであるTouch FLOにより、画面をなぞるような操作が大きな特徴だ。ケータイ感覚で快適に使える本格スマートフォン――ドコモ「HT1100」
スリムでコンパクトなスライド型ボディを持つドコモのHTC製Windowsケータイ「HT1100」。このWM6を搭載したスマートフォンは、快適な片手操作が可能なTouchFL/HTC Homeなどの機能が盛り込まれている。UMPCやTouchFLO端末、「X03HT」「HT1100」のベースモデルも披露――HTC
日本向けにもさまざまなWindows Mobile端末を投入しているHTC。Mobile World Congressのブースには、タブレットスタイルのUMPCやナビ機能を備えたTouchFLO端末、「X03HT」「HT1100」のベースモデルが展示された。「TouchFLO」は高性能でも簡単──HTCが考える未来のUIとは
台湾HTCのCEO、ピーター・チョウ氏と最高マーケティング責任者のジョン・ワン氏は8月31日、同社の新しいユーザーインタフェース「TouchFLO」技術と、それを採用した「HTC Touch」「HT1100」を改めて紹介した。写真で解説する「HT1100」
HTC製の「HT1100」は、画面を指でなぞって操作でる「TouchFLO」を採用したWindows Mobile 6搭載機。FOMAハイスピードのほかGSM国際ローミングにも対応し、多彩なマルチメディア機能を備える。YouTube Mobileを視聴可能なビジネスケータイ──HTC製のWindows Mobile端末「HT1100」
HTC製の「HT1100」は、アクティブなビジネスパーソンをメインターゲットとするビジネスケータイ。ディスプレイはタッチパネル対応で、画面上に指をすべらせて3Dキューブ状のメニュー画面を操作する。YouTube Mobileをストリーミング再生できるプレーヤーも搭載。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.