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NTTデータとパナソニック モバイル、組み込みソフト分野で業務・資本提携
NTTデータとパナソニック モバイルが業務・資本提携に基本合意した。現パナソニック モバイル100%子会社のパナソニックMSE株式の60%をNTTデータが取得し、新会社を発足。組み込みソフトウェア分野の開発力強化が狙い。
NTTデータとパナソニック モバイルコミュニケーションズは7月2日、パナソニックMSE(現パナソニック モバイル100%子会社)の発行済み株式の60%をNTTデータが取得、資本・業務提携することで基本合意したと発表した。
合意内容は以下のとおり。
- パナソニック モバイルが保有するパナソニックMSEの発行済み株式のうち、60%をNTTデータが取得
- パナソニックMSEの事業、社員雇用は継続
- 役員構成はNTTデータが取締役4人・監査役1人、パナソニック モバイルが取締役3人
新会社は2008年10月1日に発足予定(株式譲渡は9月下旬予定)。社名は未定(2008年7月現在)。資本金2億円、資本比率はNTTデータ60%、パナソニック モバイル40%、従業員数約1000人。主にパナソニック モバイル向け製品の品質向上や人材育成・キャリアパス確立、外販の拡大も含めた組み込みソフトウェアの開発を行う。
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パナソニック モバイルは、NTTデータの持つシステム開発技術やノウハウ、ソリューションビジネスの実績を活用することで、OS/プラットフォームより上層の携帯向けソフトウェア開発における品質やコスト力を高めるとともに、携帯メーカーに求められる付加価値の変化にも対応するため、今後の携帯電話製品における差別化技術の開発力強化を図る。NTTデータは、同社の中期経営計画における成長エンジンの1つである組み込みソフトウェア分野においてパナソニック モバイルの事業拡大に貢献するとともに、より幅広い顧客に対する新たなビジネスモデルの開発、拡大を目指す。
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