インデックス、洞爺湖サミットのマルチワンセグ実証実験に参画

　インデックスは7月4日、総務省のユビキタス特区事業の1つである「マルチワンセグメントサービスの実証」で、実施主体であるマルチワンセグメントサービス実証実験協議会のサミット部会に参画し、7月7日から9日の北海道洞爺湖サミット開催期間中に、洞爺湖留寿都村内で実施される実証実験に参加すると発表した。

　従来の地上デジタル放送は、1チャンネルを13のセグメントに分割し、12セグメントを使った地上デジタル放送と1セグメントのワンセグ放送と同じ番組を提供していた。これに対しマルチワンセグメントサービスでは、1チャンネル・13セグメントにそれぞれ異なる映像サービスを提供することで、携帯端末向け放送を低コストで多チャンネル化することが可能になる。

　実証実験では、北海道洞爺湖サミットに訪れる国内外の報道関係者などに、マルチワンセグメントサービスに対応した実験用携帯端末を貸与。実験局から送信されるマルチワンセグメントサービスの放送番組の視聴や、データ放送から関連するWebサイトへのリンク接続を実体験してもらうとともに、技術的検証などを行う。インデックスは、13セグメントで放送されるコンテンツのプロデュース協力を行うという。

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